読書・水彩画

明け暮れる読書と水彩画の日々

季節の静物・栗と柿

2010年10月03日 | 水彩画

季節の果物を描く

  今回は季節柄栗と柿を描こうということになっていたが、天候異変のせいか
 柿も栗も育ちが遅く、モチーフとして満足な状態になっていないということで、ま
 たもブドウが中心で、辛うじて手に入った栗の実一つ、柿1個を抱き合わせで
 描くことになった。
  ちょっと寂しいので Sさんが買ってきた「おみなえし(女郎花)」を添えた。おみ
 なえしはかつては今頃散歩すれば道端にいっぱい咲いていたものだが、とんと
 見かけなくなった。

  おみなえしも秋の七草のひとつであるが、「向島百花園」に秋の七草を見に
 行って、初めて「藤袴」を見てからもう 3年になる。

  さて、ブドウはこのところ何度か描いて、色合いやハイライトの入れ方などは
 習得したはずなのに、濃い色と薄い色の入れる手順を間違えたりしてしまい、
 何度も手を入れて透明感を次第に失うはめになった。ただブドウの蔓は丁寧
 に描くと意外と存在感があって、ブドウらしくなるのを発見した。
   「おみなえし」はあくまでも端役なので、あっさりと描いたが、こんなもんだろ
 うか。

   
    clester F6

    (以上この項終わり)

コメント
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