読書・水彩画

明け暮れる読書と水彩画の日々

春を待つ 千両の束

2016年12月07日 | 水彩画

◇ 「千両の束」を貰って

  
      clester F8

 
    妻のテニス仲間のYさんから自宅の庭に咲く千両の束を戴いた。
   我が家には一桁上の「万両」や「十両(やぶこうじ)はたくさんあるのだが「千両」が
   なくて…、と言ったら「あげるわよ」とこの間一株戴いて庭の一隅に植えたばかり。
   こんどは花(実)がたくさんついた千両の枝の束を戴いた。これはぜひ描かなければと
   早速白い花瓶に活けてみた。
    赤い実が多すぎるようだが、葉っぱも十分にあるのでバランスを考えて広がりを持た
   せて活けなおした。

    実物はツバキなどよりも緑色が濃い。基本的に4枚の葉が赤い実を支えているような構
   造である。枝葉は左右対称につく。千両は花の少ない正月の時期に重宝する。

                             (以上この項終わり)

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小名木川からのスカイツリー

2016年12月01日 | 水彩画

◇ 小名木川の秋・船からスカイツリーを望む  
  
   clester F6
 
  隅田川の支流に「小名木川」という運河があります。この川に架かる「猿江橋」の少し手前から見た
 スカイツリーがなかなか見応えがあって、是非絵にしたいと思っていました。
  先週は写真から起こす絵の制作というテーマで、さっそくこのシーンを取り上げました。

  既報のごとく、これは9月30日に参加した「日本橋川・神田川クルーズ」のコースで撮った写真が元
 です。
   川の両岸には桜の並木があります。しかし9月30日ですから当然まだ紅葉はしていません。華やか
 さを求めて最盛期の紅葉にしました。写真と違って絵はこのような花咲か爺さんのような芸当がで
 きます。

  スカイツリーの構造はよく見ると斜かいの梁があって特殊な形態をしています。遠くから見ているの
 でいい加減にごまかしてもいいのですが、これを丁寧に描くと、迫真性が出てただ単に外見上の立ち
 姿だけでなく、いかにもスカイツリーという、「らしさ」を主張できます。

  川の水面は少し風もあって周囲の移りこみはあまりはっきりしていませんでした。これも静かな水面
 であれば多分こんな感じのはずだと映りこみを入れました。

  今度秋の紅葉が盛りの時に訪れて再確認したいと思っています。

                                                  (以上この項終わり)

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