読書・水彩画

明け暮れる読書と水彩画の日々

晩秋の大津川の土堤を描く

2016年12月17日 | 水彩画

◇ 晩秋の大津川

  
     Clester F10

   12月13日。時折り陽が差す曇りの日。珍しく風もなくそう寒くもなく、かねてからいつか描いてみたいと思っていた
  大津川の土手に出掛けた。

   ここは日頃の4キロコースの散歩道。春先には野生のからし菜の群生地でもある。今はセイタカアワダチソウや白
  い綿毛をまとった葦も枯れ果てて、殆ど茶色一色である。
 
   川幅はせいぜい4mほどであるがれっきとした一級河川で流れは手賀沼に入る。車は入れないので人や犬の散
  歩が多い。
   川の数編は田んぼである。遠くに広葉樹の雑木林があり茶色に紅葉している。その他は杉などの針葉樹や薄緑
  の竹林である。

   丁寧に観察し大胆に省略する。性分からか細かく書きすぎるきらいがあり、今回は出来るだけ「見えないものは描
  かない」そしてみんな良く見えないことにした。犬を散歩させているどこかの奥さんが犬としゃがみ込んでいたので多
  少なりとも動きを伴う対象としてとりこんだ。奥の農道を車があ知っているのだが丁寧には描いてはいない。

   今回の目玉は空と雲。どうした加減か薄く赤色を反射した雲が浮かんでいた。その上にはふつうの一群の雲。

   春先にもう一度挑戦しよう。

                                                           (以上この項終わり)

  

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