---2022年2月12日(土)---
宙を舞うスキー板が、地下鉄の鉄扉が、墜落する信号機が、次々と呪われた生徒の首を断つ……。
怪死事件が相次ぐ教室に、謎の転校生がやって来た。
「縦島ひとで、十六歳です」圧倒的な美貌で周囲を虜にし、匂い立つような闇を纏う彼女の正体は!?
助かるためには誰か一人を生贄に差し出すしかない――悪魔に魅入られた高校生たちが迫られる究極の命の選択。戦慄の学園サスペンスホラー。(新潮社サイトより)
片岡翔著『ひとでちゃんに殺される』を読みました。
片岡翔の長編小説第3弾です。(発行日2021年2月1日)
『さよなら、ムッシュ』『あなたの右手は蜂蜜の香り』など心温まる物語が素敵な片岡翔の作品が好きです。
ところが~!!この本は前作とは全然違う怖~いお話です。
購入してから読み始めるのに少々時間がかかりました。。。💦
しかし読み始めると展開に引き込まれ一気に読んでしまいましたヨ。
おどろおどろしい世界、片岡翔さんはこういうお話の世界も持っておられるのですね、と驚きました。。。
ひとでちゃんが可愛がる目々ちゃんは、星太郎のコアラのぬいぐるみのムッシュ<さよなら、ムッシュ>、雨子のあなた(子グマ)<あなたの右手は蜂蜜の香り>に通じるものがあります。そこがホッとするところですね。