和やか-散歩

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戦場に消えたカメラマン/戦場のジャーナリスト

2006年09月05日 | こんな映画見ました~(洋画)
『戦場に消えたカメラマン/戦場のジャーナリスト』
---HARRISON'S FLOWERS---
2000年(フランス)

監督:エリ・シュラキ 
出演:アンディ・マクダウェル、エイドリアン・ブロディ、スコット・アントン 


日本未公開で、WOWOWで見ました。
旧ユーゴスラビアの紛争で取材をしていた夫(スコット・アントン )の死亡通知が信じられず、サラ( アンディ・マクダウェル)はユーゴに夫を捜しに単身乗り込む。そこで見たものは・・・。


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ユーゴの実情も顧みず、無謀に乗り込むサラを助けることになった、現地でたまたま出会ったカメラマンをエイドリアン・ブロディが好演していました。
日本では未公開でした。こういう映画こそが公開されるべきだとも思いましたが、こういう映画だからTV放送の方が意味があるのかもしれません。
クレジットには「1991~1995年旧ユーゴで命を落とした48人のジャーナリストに捧ぐ」とありました。
コメント (2)
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セイヴィア

2006年09月05日 | こんな映画見ました~(洋画)
『セイヴィア』
---SAVIOR---
1998年(アメリカ)

監督:ピーター・アントニエヴィッチ 
出演: デニス・クエイド、ナスターシャ・キンスキー


1990年初頭、外人部隊の兵士としてボスニア・ヘルツェゴビナに配属されたギイ(デニス・クエイド)は、以前パリでイスラム原理主義者のテロにより妻(ナスターシャ・キンスキー)と子を失っている。その怒りの余りにイスラム寺院を襲撃、罪のないモスリム人を多数殺害した過去を持つ。
セルビア側に配属になったギイは捕虜の一人であるヴェラ(ナタサ・ニンコヴィッチ)を実家に送り届けることになったのだが、ヴェラは敵軍にレイプされ妊娠していたのだった。



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この映画はボスニア・ヘルツェゴビナ紛争(旧ユーゴスラビアから独立したボスニア・ヘルツェゴビナで1992年から1995年まで続いた内戦。)のさ中の出来事として描かれています。
戦争を鋭く描くオリバー・ストーンが製作に携わっています。
「ユーゴスラビア」は誕生も、解体も激しい紛争から逃れられない運命の国です。
民族、宗教の争い・・・。その概要すら、私には理解しがたいです。
この地の戦争に心痛めた方には、見て頂いていいと思いました。
コメント (2)
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ウェルカム・トゥ・サラエボ

2006年09月05日 | こんな映画見ました~(洋画)
『ウェルカム・トゥ・サラエボ』
---WELCOME TO SARAJEVO ---
1997年(イギリス)

監督:マイケル・ウィンターボトム 
出演:スティーヴン・ディレイン、ウディ・ハレルソン、マリサ・トメイ、ケリー・フォックス


紛争の真っ只中のサラエボでスクープをものにしようとしていたイギリス人ジャーナリストのマイケル(スティーヴン・ディレイン )とアメリカ人のフリン(ウディ・ハレルソン )は前線にある孤児院を取材する。
そこで見た子供たちの悲惨な情況を、報道すべくカメラを回すマイケルであったが世界は手を差し伸べてくれない・・・。
そんな中でマイケルはエミラという少女に出会う。


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ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争を世に訴えた映画です。
イギリスの海外特派員マイケル・ニコルソンの執筆ノンフィクションを基に映画化されました。
エミラという名で登場した少女を救うため、マイケルはイギリスに連れ帰り養女にしています。
サラエボオリンピックが行なわれたメインスタジアムは、紛争で亡くなった人々の墓地になっているということの事実がとても悲しいです。
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