和やか-散歩

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チェ 39歳 別れの手紙

2009年07月28日 | こんな映画見ました~(洋画)

『チェ 39歳 別れの手紙』
---CHE: PART TWO
  GUERRILLA---
2008年(フランス/スペイン)

監督:スティーヴン・ソダーバーグ
出演:ベニチオ・デル・トロ 、デミアン・ビチル


「トラフィック」のスティーヴン・ソダーバーグ監督とベニチオ・デル・トロが再びタッグを組み、孤高の革命家エルネスト・“チェ”・ゲバラの半生とその人間像に迫る伝記ドラマ2部作の後編。
本作では、ゲバラがカストロと袂を分かち、新天地ボリビアで再び革命の戦いへ身を投じた末に劇的な最期を迎えるまでを描く。

 1965年、キューバ革命に多大な功績を残したゲバラ(ベニチオ・デル・トロ)だったが、キューバでの地位や市民権を放棄し、忽然と姿を消す。
やがて、キューバの新たな指導者となるカストロは、ゲバラの“別れの手紙”を公表した。
その手紙によれば、ゲバラは自分を必要とする場所へ身を投じるという信念を揺るぎないものにしていた。
1966年、頭髪の薄い中年男“ラモン”に扮したまま家族に別れを告げたゲバラは、次なる革命の地、南米ボリビアに入国する。
ボリビアはアメリカの支援を受けるバリエントス大統領の独裁政権下にあった。
ゲリラ部隊と共に革命へ動き出すゲバラ。
しかし、ボリビア共産党の協力が得られず、アメリカに援護された政府軍に圧倒されていく。
さらには地元民の裏切りに遭い、物資も滞ってしまったゲバラたちはいよいよ窮地に立たされ…。
(allcinemaより)



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キューバ革命の成功後、カストロの腕となって新しい国作りをするはずだったチェ・ゲバラは、突然キューバから姿を消すことになります。
その理由は映画では南米の国には、まだまだ革命が必要だという思いに突き動かされたとか言ってましたが、ソ連とのバランスを保つために表舞台を去った訳です。

そして、再び革命に命を懸ける辺りが、普通でないですね。
次第に追い詰められていくチェ・ゲバラ。
もう少し生き方があったろうに・・・。
革命家とはそんなものなのでしょうかね~。

私はDVD鑑賞だったので、前半、後半一気に見ました。
分からない部分は巻き戻したり、ネット検索してみたり・・・。(^_^;)

あまり娯楽映画的には作られておらず、疲れました~。

ネットで読んだのですが、訪日したこともあり、広島も訪れたようです。
長崎、広島をキューバに伝えたとありました。
まあ、アメリカを攻撃したい人ですからね。。。



コメント (6)
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チェ 28歳の革命

2009年07月28日 | こんな映画見ました~(洋画)
 
『チェ 28歳の革命』
---CHE: PART ONE
  THE ARGENTINE---
2008年(アメリカ/フランス/スペイン)

監督:スティーヴン・ソダーバーグ
出演: ベニチオ・デル・トロ、デミアン・ビチル



「トラフィック」のスティーヴン・ソダーバーグ監督とベニチオ・デル・トロが再びタッグを組み、伝説の革命家エルネスト・“チェ”・ゲバラの人物像とその半生に迫る伝記ドラマ2部作の前編。
本作ではゲバラがフィデル・カストロと出会い、キューバ革命闘士として躍進するまでを描く。
また、入念な役作りのもと、ゲバラを熱演したベニチオ・デル・トロは、カンヌ国際映画祭で男優賞を受賞した。

 1955年、メキシコ。アルゼンチン人の青年医師エルネスト・ゲバラ(ベニチオ・デル・トロ )。
南米大陸の旅を続ける彼は、自らも喘息を抱えながらもラテン・アメリカの貧しい人々を救いたいという志が芽生えていた。
そんなゲバラはある日、独裁政権に牛耳られた祖国キューバで平等社会の実現を目指す反体制派のフィデル・カストロと出会い意気投合する。
そして、政府軍に無謀とも思えるゲリラ戦を仕掛けようという彼らの作戦への参加を決意するゲバラだったが…。
(allcinemaより)


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予告で見せたベニチオ・デル・トロは情熱的で、強い強い革命家でした。
しかし映画は意外にも、淡々と事実を伝えていく、という形を取っているのですね。

チェはアルゼンチンの割合裕福な家庭で生まれました。
学生のころ、友達と旅行して南米の現実を知ることになり、革命家になることへの気持ちが芽生えたという事です。

その辺りのチェの伝記をネット検索「ウィキペディア」で読むと、映画の冒頭の部分がわかり易いです。
また、この映画が逸話や脚色がなく、事実を伝えようとしている事がよく分かります。

ベニチオ・デル・トロの役作りは、本当に素晴らしいですね。





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