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たまこちゃんとコックボー

2015年07月17日 | こんな映画見ました~(邦画)

 『たまこちゃんとコックボー』

2015年(日本)

監督: 片岡翔 
脚本: 片岡翔 

出演: 廣田あいか 、 阿久圭介、 椎名琴音、 堀内敬子 、津田寛治


星野ひよ子( 廣田あいか)の夢はお菓子の国のプリンセスになること。
お菓子と想像ごっこが大好きな、ちょっと変わった女の子。
ある日ひよ子は、突然ドーナツの穴に吸い込まれ、アニメの世界に迷い込んでしまう。
そこにいたのは、たまこちゃんという女の子と、謎の生き物コックボー。
ひよ子はすぐに二人と仲良くなると、毎日アニメの世界に行って遊んで過ごす。
すると、たまこちゃんは外の世界に興味津々。
たまこちゃんはドーナツの穴を通って、ひよ子の体に宿って外の世界に出てしまう。
そうして二人の入れ替わり生活が始まるのだが……。
(公式サイトより)
 
 
 
 
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何度かご紹介したと思いますが、この映画の片岡翔監督は、映画ブログでお世話になってるmigさんの弟さんです。
 
『1/11 じゅういちぶんのいち』に続き長編映画の第二弾です。
公開は4月でしたが、バタバタしてて見逃してしまい、DVD鑑賞です。
 
たまこちゃんとコックボー」は、広島で放送されている食育がテーマの天気予報番組ということだそうです。
 
アニメと実写のコラボで、片岡翔監督お得意のファンタジーが素晴らしかったです。
 
夢見る女の子が、現実逃避からドーナッツの穴から夢の世界に飛び込んでしまう、、、。
現実と夢の世界を行ったり来たりしているうちに、現実の世界でしっかり夢見ることを学んでいく、という展開。
夢に寄り添ってくれる男の子イソップ(阿久圭介)の存在が、ほんわかさせてくれていいですね。
 
この映画を見ながら、憧れの世界が実際の世界と合体する展開で、ウディ・アレンの「カイロの紫のバラ」をふと思い出しました。
 
誰にでも、その人なりの「ドーナツの穴」があるのですよね~。
私には、何がドーナッツの穴だったかな、、、なんて思ったりして・・・。
 
とても素敵な映画でした。
 
これからの翔監督の活躍をお祈りしています。
 
   
 
コメント (2)
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