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ジミー、野を駆ける伝説

2015年10月05日 | こんな映画見ました~(洋画)

 

 
『ジミー、野を駆ける伝説』
---JIMMY'S HALL---
2014年(イギリス)

監督: ケン・ローチ 
出演: バリー・ウォード、 シモーヌ・カービー 、ジム・ノートン 、 アンドリュー・スコット   
 

「麦の穂をゆらす風」「天使の分け前」の反骨の名匠ケン・ローチ監督が、政治的抑圧の厳しかった1930年代のアイルランドを舞台に、小さなホールの再建を願う村人のために時の権力に抵抗し、ついには祖国を追われた実在の人物ジミー・グラルトンの生き様を通して自由の尊さを描いた感動の社会派ヒューマン・ドラマ。

未だ内戦の傷が癒えぬ1932年のアイルランド。
長らくアメリカ暮らしを余儀なくされていた元活動家のジミー・グラルトン(バリー・ウォード)が10年ぶりに祖国の地を踏み、故郷の田舎町へと戻ってきた。
昔の仲間たちに温かく迎えられた彼は、年老いた母アリスの面倒を見ながら穏やかに暮らしていこうと考えていた。
ところが、村の若者たちから閉鎖されたホール(集会所)を再開してほしいと懇願される。
そのホールとは、村の人々が文化やスポーツを楽しむためにとかつてジミーが建設したものだった。
彼らの熱意に押されてホールの再建を決意するジミーだったが、それは特定の支配階層にとっては決して容認できるものではなく…。
(allcinemaより)

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ケン・ローチ監督の社会派ドラマ。
実在の人物を掘り起しながら、当時の社会を見せてくれる監督の作品は好きです。
 
1930年代という時代。日本では昭和の初め頃。
その頃の日本にも国民の中で、国外追放されるような強者がいたのでしょうか・・・。
昭和初期ってそんな人物がいてもおかしくない時代だったような気もしますが。。。
そして、父親に無知で背中が腫れるほど打たれても、自分を通す女の子もすごい・・・。
 
事実を描いた社会派ドラマではありますが、政治色は感じないです。
人の生き方、心の自由を求めた若者のお話。
悲壮感ではなく、希望を感じる映画でした。
 
 
  
 
 
 
 

 
コメント
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