和やか-散歩

「こんな映画見ました~」から「和やか-散歩」へ

命みじかし、恋せよ乙女

2021年10月06日 | こんな映画見ました~(洋画)
『命短し恋せよ乙女』

2019年(ドイツ)

監督:ドーリス・デリエ
出演:樹木希林、ゴロ・オイラー、入月絢

2018年9月に他界した樹木希林が初めて出演した海外製作作品で、女優として最後の出演作となったドイツ映画。桃井かおり出演の「フクシナ・モナムール」など、これまでにも日本を舞台にした作品を手がけてきたドイツ出身のドーリス・デリエ監督が、孤独なドイツ人男性と、男の父親と親交のあった日本人女性が、人生を取り戻すためにともに旅する姿を描いた。

ミュンヘンに暮らすカール(ゴロ・オイラー)は、酒に溺れて仕事を失い、妻は子を連れて家を出てしまう。

孤独に苦しむ彼のもとに、ある日、ユウ(入月絢)という日本人女性が訪れてくる。
ユウは10年前に東京を訪れていたカールの父ルディと親交があり、ルディの墓と生前の家を見に来たのだという。
最初はしぶしぶユウに付き合っていたカールだったが、次第に彼女に惹かれていき、今度はユウの祖母(樹木希林)に会うため日本へ向かうが……。

2人が訪れる茅ヶ崎の老舗旅館「茅ヶ崎館」の女将を樹木が演じている。
(映画.comより)

       

 
-------私のひと言-------
 
お家鑑賞(Amazonプライム)。
樹木希林が最後に出演したという作品、というのに興味がありました。
しかも解説ではカールはミュンヘンに暮らしている、、、とあったのでミュンヘンの街が見られるかな~という期待もありましたが、街の中様子は出て来ず残念でした・・・( ´︵‘ )
 
展開はとても観念的な物語で、ちょっと理解に苦しむのですが、樹木希林さんが出てくるまでじっ---と我慢、我慢。
樹木希林登場~で少し気持ちも高揚しましたが、話の展開にはあまり左右してくれず、やはり観念的なまま終わってしまった感じです。
ただ、病気を抱えながらの最後の映画出演ということで、その痛々しいほどの迫力に圧倒されますね。
 
樹木希林さんのあの乾いた声で囁くように歌う「いのちぃみじかしぃ~恋せよおとめぇ~~♪」がしばらく頭から離れず困りました・・・。
 
そう言えば、映画「歩いても歩いても」でも、歩いてもぉ~歩いてもぉ、小舟のようぉぉにぃ~♪と歌った樹木希林さんの乾いた声も、しばらく私の頭で回っていたことを思い出しましたヨ。
 
 
 

 
 
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする