『ラスト・ディール 美術商と名前を失くした肖像』
---Tumma Kristus---
2018年(フィンランド)
---Tumma Kristus---
2018年(フィンランド)
監督:クラウス・ハロ
出演:ヘイッキ・ノウシアイネン、ピルヨ・ロンカ、アモス・ブロテルス
「こころに剣士を」のクラウス・ハロ監督が、作者不明の「運命の絵」に魅せられた老美術商とその家族を描いたフィンランド発のヒューマンドラマ。
年老いた美術商オラヴィ(ヘイッキ・ノウシアイネン)は、家族よりも仕事を優先して生きてきた。
そんな彼のもとに、音信不通だった娘から電話がかかってくる。
その内容は、問題児の孫息子オットー(アモス・ブロテルス)を、職業体験のため数日間預かってほしいというお願いだった。
そんな中、オラヴィはオークションハウスで1枚の肖像画に目を奪われる。価値のある作品だと確信するオラヴィだったが、絵には署名がなく、作者不明のまま数日後のオークションに出品されるという。
オットーとともに作者を探し始めたオラヴィは、その画風から近代ロシア美術の巨匠イリヤ・レーピンの作品といえる証拠を掴む。
「幻の名画」を手に入れるべく資金集めに奔走するオラヴィは、その過程で娘親子の思わぬ過去を知る。
-------私のひと言-------
お家鑑賞(Amazonプライム)。
フィンランドの映画ということで、監督も俳優も知らない名前ばかり並んでいます。
何の情報もないままの鑑賞でした。
でもとても良い映画でした。
何の情報もないままの鑑賞でした。
でもとても良い映画でした。
美術商の実力者のロマンと現実が交錯する展開です。
娘の家族を現実に引き込むことにもなったけど、孫のオットーが逞しく成長するあたり見てて心が温かくなりました。
いい映画に出会えたという感想を持ちました。