【ほんとに何でもかんでも好きな、まっちゃんには呆れるね。】
今日の記事は手抜き。と言うより昨年から気になっていた
ことが、昨日の新聞のコラムに掲載されていた。全文転載。
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時代劇、中でも娯楽性の強い「チャンバラ映画」が
戦後に全盛期を迎えたのは昭和29年ごろだろうか。
この年の大型連休、全国の東映系映画館には
子供を中心に長い列ができた。中村錦之助、東千代之介
コンビの「笛吹童子」を見るためだった。
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▼チャンバラ映画は戦後、GHQにより一度禁止された。
しかしサンフランシスコ講和条約とともに復活、
「笛吹童子」や翌年の「紅孔雀」などで一気に花を咲かせる。
昭和30年代には、チャンバラ映画なくては盆も正月もない
という「娯楽の王様」に君臨していた。
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▼その後映画産業の衰退で銀幕から遠のくが、
演出や時代考証などのノウハウはテレビ時代劇に
受け継がれた。昭和50年代ごろから「水戸黄門」をはじめ
「遠山の金さん」「必殺仕事人」などのシリーズが人気を
集める。こんどはテレビ時代劇の全盛期になったのだ。
▼そのテレビ時代劇が今、存亡の機に立たされているという。
民放のレギュラー時代劇枠はほとんどなくなり、
時々のスペシャル版だけになった。
「蝉しぐれ」などの名作を生んだNHKの「木曜時代劇」も
45分から30分モノに縮小され、別の曜日に移されるそうだ。
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▼スタッフが少なくなったこともあるが、
問題はやはり視聴率らしい。しかも民放の場合、
時代劇の視聴者の多くが購買力の低い高齢者で、
スポンサーがつきにくいのだという。
チャンバラ映画を支えてきた「団塊」以上の世代にとって、
切歯扼腕(やくわん)したくなる理由である。
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▼言うまでもなく時代劇は立派な「文化」だ。
武士という人間の生き方をはじめ、その時代の空気から、
言葉遣いや所作、道具、衣装までみんな伝えているからだ。
これを守っていきたいという、
太っ腹なスポンサーはいないものだろうか。
◎まっちゃんの言いたかったことをすべて書いている。
まっちゃんは、マンネリの極み「水戸黄門」が大好きだ。
しかし、これも昨年春から、NHKでは「家族に乾杯」を
同時刻に放送し始め、まっちゃんは困っている。
どちらも見たい。でもビデオに録画するまでは、、、。
それでは音楽。今は寒い冬。でも春はやって来るよね。
時代劇にも、再び春が訪れることを願って。
「めぐる大谷。花盛り!」。下↓をクリックして聴いてね。
めぐる大谷花盛り
【テレビの時代劇の行く末を、私。和歌山城も案じております。】