昨年に父の三回忌を済ませ先月には母の十七回忌を終えたので、本格的に実家の家財整理をしている。
困ったのが人形の類。
昔ながらのガラスケース入り人形から旅先での土産まで、よくもまあコレだけ揃ったものだと感心している場合ではない。
人形には魂が宿るとか言うし、決して粗末にして良いことはないだろう。
ネットで『人形供養』を検索してみた。
当地の奈良県では奈良市にある龍華樹院正暦寺と言う清酒発祥や薬師会式の山伏の火渡りで知られたお寺があったが、『人形供養』は3月9日だという。
実家は大阪なので、近くを探してみたら随時受付てくれる寺があって行って来た。
事前に連絡すると「午後に法要をして差し上げます」とのこと。
ケースから外して約ミカン箱2つ分ぎっしり詰め込んで持ち込んだ。
「最後のお別れのお焼香」をして寺を後にした。
長い間ありがとうと言う感謝の気持ちと供養の気持ちが伝わると良いのだけれど。