大辞林によると 【屁みたいなもの】 というと 価値のないもの。とるに足らぬもの。 らしい。
今回の台風第8号 (ノグリー)は沖縄県や九州各地に直接被害を及ぼし、刺激された低気圧の影響で
長野県や新潟県では死傷者が出るような被害、土石流などに襲われた。
発生当初は930hPa(ヘクトパスカル)だったのが910hPaまで発達し25m/s以上の暴風圏も大きくて
進路となる暴風警戒域に緊張感が走った。
奈良でも今までにない猛烈台風の到来が予想されたのでプランターや植木鉢などを含めて、ベランダの
片付けなど完璧にして息をひそめるように待ちました。
が、 屁ぇみたいなヤツでした。
これからの進路にあたる地域や、これまでに被害を被った地域の方には申し訳ないとは分かっている
のですが、夕方近くになって徳島県各地の大雨・洪水・風雨・波浪などの警報が解除になった速報が
流れる頃には陽射しまでさして、それまででも、『嵐の前の静けさか?』という状況がずっと続いたまま
昼ごろからは雨すら降らない状況でした。
昨日の日記の文末に少し書きましたけれど奈良市に向かう途中の大和郡山市にあるホームセンターに
仕事で使うテープを買いに寄り、ものの3分ほどして出ようとしたら雨粒で向こうが見えないほどの状況。
店に入るときは全く降ってなかったし空も暗いとか曇った状態ではなかったのです。
画像では分かりにくいけれど降った雨が広がるまでに次から次へと降り続くもので3~4cmの水の
層が出来て、それがまた水撥ねを起こしている感じでした。
こんな状況を目の当たりにしていて長野・南木曽町の土石流の映像など見てしまうと、もう恐怖心で
しか台風を待ち構えられない心理状態だったのです。
ある意味夕立のような感じで30分ほどで止んでしまったのですが、過去の夕立みたいな感じでは
全くありませんでした。
今日は、大和盆地を含む京阪神地域では大きな影響もなく通常の梅雨並みの天候だったように
思います。
台風の影響がどれほどのものかも推測がつかないということで、一応お伺いしたお客様のご厚意で
スィーツ専門店に誘っていただきました。
かつて大阪市の今橋に、江戸時代の豪商;鴻池善右衛門家の今橋本邸という建物が在って、大塩
平八郎の乱(1837年)で焼失したのを再建したといい、戦後は大阪美術倶楽部の会館として利用
されていた歴史ある建物が老築化と保存のための財政難で解体を余儀なくされていたところを
大阪・生野区の三宅製餡株式会社・二代目社長に引き取られ、奈良に移されたという みやけ。
有閑マダムの間では「かき氷」の美味しい店として有名なのだそうです。
側で食べている方の量を見たら、眉間に激痛が走りそうなくらいだったので敢えて氷は外しました。
お客様はクリームあんみつ 全く遠慮を知らない僕はクロワッサン大福
温かいクロワッサンの生地の中に大福が入っていてナイフ・フォークで食べるのです。
最初にサクッ! で 求肥(ぎゅうひ)のフワモワーッ~ の後 芳醇な餡の味が広がりました。
アイスクリームと一緒に食べるとまたチベタイ感じが加わって ビミィー!!
グリーンティがよく合いました。 ごちそうさまで~~~す♪
こういう雨宿りならいつでもOKです。