3月20日からウチの近くにあるイオンモール橿原では、D51蒸気機関車の原寸段ボール模型
展示展「SL博物館inイオンモール橿原」が開催されていました。
制作者は長崎県の段ボール工芸家・島英雄さん(65)で、材料の段ボールはすべて青果店や
そうめん業者から使用済み段ボールを譲り受けたものだそうです。
製作費用はのり代の25,000円だけと言うけれど、書き上げたスケッチは約3,000枚にも
のぼったそうです。
それをもとに図面を起こし、手作業で段ボールを加工したというから驚きですね。
1000カ所あるボルトも含めてすべて段ボールで再現する徹底ぶりで、現在も細かい部品を
追加中で、昨年九州を出発したD51は、各地で組み立てと解体を繰り返し、終点の東京を目指して居るのだそうですが、東京到着までに200カ所ほど増えるといいます。
展示の組み立ては実際のSLが走っているのも知らない世代の地元の工業高校などの生徒達も手伝って、18日19日の2日間で行われました。
明日30日も公開で解体作業をするのだそうで、やはり高校生50人が参加するそうです。