リュート奏者ナカガワの「その手はくわなの・・・」

続「スイス音楽留学記バーゼルの風」

Logicと私

2008年02月01日 10時41分30秒 | 音楽系
Logicと私の関係といっても別にたいそうなものではありません。(笑)10何年か前、マックも使っていた時期がありまして、その頃からLogicを使い始めました。そのころはまだWindowsは3.1の時代でとても実用的とは言えませんでした。それに比べ当時のMacOSは非常に洗練されていて雲泥の差がありました。

でも音楽制作にはMSDOSとPC9800で動くレコンポーザーという、高機能とは言えないまでも非常に使い勝手のいいソフトがありもっぱら音楽制作はそっちでやっていました。某出版社用の英語教材のための音楽とかMIDIカラオケとかゲーム音楽の下請けとかいろいろやりましたねぇ。ハードウェアのシンセを使う以上は、シーケンサ(音楽制作ソフト)部分は別にシンプルなものでもよく、重要なのはシンセの方でした。それにMIDIカラオケとかゲーム音楽なんかはMIDIデータそのものの納品でしたので、レコンポーザーで充分だったわけです。

実用一点張りのレコンポーザーに対して、非常に高機能なLogicは何となく可能性をかき立ててくれるものでした。まぁそれもあって一時マックユーザでもあったわけですが、Windows95が出て安く高速なマシンがWindowsで動く時代になると、LogicもWindows版が出てきました。そこで、高いだけでやや実用性に乏しいマックにはおさらばして、Windows用のLogicに乗り換えたわけです。

その頃から音楽制作の仕事がじゃんじゃん来るとよかったんですが、世の中そんなに甘くなく、結局Windows版のLogicを使って制作した音楽は某出版社の英語教材用の音楽だけでした。せっかく投資したのにねぇ。ま、個人用にはいろいろ活用はしてましたが。(笑)