リュート奏者ナカガワの「その手はくわなの・・・」

続「スイス音楽留学記バーゼルの風」

プチプチ

2008年02月27日 18時55分54秒 | 音楽系
23日に講座が終わりしばらくアーチ・リュートを弾くことがないので、九州の製作家Mさんに楽器の調整をお願いすることにしました。私のアーチ・リュート(というかリウトア・ティオルバート)はルーデス・モレノ・ウンシージャさんの作ですが、彼女の楽器は極端に表面板が薄いのでよく故障するという定評があります。私の楽器は幸いにも問題がありませんが、少し弦高が高くなってきたのと、貼りフレットを作り直してもらう必要が出てきました。

楽器をプチプチで梱包して送るわけですが、まず弦をゆるめ内部にプチプチの詰め物をして楽器が動かないようにしてから、梱包を始めるわけです。手持ちのプチプチではぜんぜん足りないので、近所のDIY店に買いに行くことに。

久しぶりに入った近所のDIY店Mは店内の配置ががらっと変わっていて、探すことができなかったので、店員のおばさんにたずねましたが、すぐ目の前にありました。(笑)以前はメートルで売っていたので、そのつもりで探していたんですが、今は切り売りのみで、5メートルも買わされました。3回くらいは包めそうです。

スーパーのパック売りといいこのプチプチの切り売りといい、いらん分まで買わされるのはなんとかならんでしょうかねぇ。

以前頑丈なケースに楽器を入れて送ったときは、プチプチなしで送ったんですが、今回は超軽量ケースを使っているので強度的に心配なのでプチプチでくるむことにしたんですが、よく考えると強度的にはあまり意味がないような気もします。くるむときにはぼてぼてにくるむというのも手かもしれませんが、むしろ薄目包んで中身が楽器であるとわかるようにした方がいいようです。

日本の宅配業者は大変優秀で、壊れ物を壊すことはまずないですが、外国の業者がからんでくるとたまに壊れたりすることがあるようです。無事到着することを祈って、いざ宅配業者さんのところへ。