リュート奏者ナカガワの「その手はくわなの・・・」

続「スイス音楽留学記バーゼルの風」

NVIDIA

2024年05月28日 12時30分07秒 | 日々のこと

テスクトップ・コンピュータの自作を始めてもう20数年になります。現在使用しているデスクトップは第8作目で2020年8月に製作しました。不要なところにはお金を使わず、メモリは64ギガ、実質完全無音の品です。

自分の音楽系の仕事や一般的な仕事、日常の作業からするとグラボを増設するのは不要です。マザボ内蔵グラフィックで充分以上の性能があります。ですのでマザボを選択するときはグラフィック内蔵のものを選んでいます。

私のコンピュータ自作で一番用がないのがグラボなんですが、いつも気にはなっていました。昔からNVIDIAのGeforceが有名で大昔に普及品レベルの品を導入したこともありました。NVIDIAと言えば周辺機器のグラボメーカーだと認識が普通だったと思います。日本で言えば少しジャンルは違いますが、IO DATAとかBuffalloみたいなイメージでした。

それが気がついたら生成AIの急成長を支える機器メーカーとして世界中の株を動かすような存在に化けてしまいました。昔Appleは趣味的な品を作っているブランドでしたが、それが信じられないことに巨大企業になってしまったのと似ています。Appleの場合はしっかりした「信者」に支えられているし成長はするだろうとは思っていましたが、これほどまで大きくなるとは想像が付かなかった人が多かったのでは。25年前にApple株を買っておけば・・・というのはよく聞く声です。私もそうです。あの時買っておけば今頃は億りびとで左団扇・・・凡人は大体そんなことをいいます。

それでもAppleが巨大企業に成長するのにはそれ相応の期間が必要でしたが、NVIDIAはわずか数年それもここ2年くらいに株価が急上昇しています。1999年の株価は0.41 USD、2016年でも8.14 USDです。それが先週末には1000USDを超えたといいますから驚きです。8年前にNVIDIA株を1万円分買っておけば今なら120万以上になっている!10万なら1200万、100万ならもう億りびと、妄想は広がります。でも今となっては遅いですね、残念ながら。