リュート奏者ナカガワの「その手はくわなの・・・」

続「スイス音楽留学記バーゼルの風」

なぜ?

2024年05月27日 17時23分46秒 | 音楽系

実は先日の六華苑のコンサート、iPad Proの同期が不調で焦りました。

ここ5年くらいは本番でiPad Proを使って楽譜をみています。私の場合2枚のiPad Proを使ってA3見開きサイズの楽譜で演奏しています。左側のiPad ProにはforScoreという楽譜リーディングアプリを立ち上げ、右側には同じベンダーが出しているCueという専用アプリを使い、左右連動させて使っています。つまり画面タッチとかペダルでページ送りの指示をしたら右ページも一緒に譜めくりができるということです。

ところがリハーサルで譜面を見ようとforScoreとCueを立ち上げてもすぐにDual Page ModeのConnectが落ちてしまうのです。iPad Proをリセットしても同じ結果です。過去のコンサートや自宅での練習時に落ちたことは一度もありません。

結局2枚のiPad ProをConnectして使うのは諦めて、1枚でBluetooth接続のペダル(iRigのBlue Turn)を使ってページ送りをすることにしました。実はペダルでページ送りをするのは苦手なんですよねぇ・・・でも本番では踏みぞこないせずに何とか無事進むことができました。

コンサートが終わり帰宅して、もう一度forScoreとCueのDual Page Modeを試してみましたら、何時間電源を入れて置いたままでも落ちません?あれっ!?なんなんでしょう。原因がよく分かりませんがとりあえずiOSとforScore、Cueを最新のものに更新しておきました。ただひとつだけ気になるのは、Cueを走らせているiPad Proは初代iPad Proなので、最新のiOSにもはや更新することができません。これが原因なのかなぁ?でもウチでは大丈夫だし。不思議です。こういう事態に対処できるように紙メディアでのバックアップと周辺機器はすべて取りそろえておいて本番に臨む必要があることを痛感しました。