日経新聞の夕刊第1面のコラム「あすへの話題」、今の執筆陣はなかなか面白いです。尊敬する英語同時通訳者の鳥飼久美子さんを始め名執筆陣揃いです。鳥飼さんは通訳関連のトピックを始め英語教育に関して鋭い切り口が光ります。
哲学者の森岡正博さんは、始めは哲学のことが中心でなんかメンドクサイなぁという感じがしていましたが「おつきあい」していくうちになかなか含蓄のある記事にひかれています。
小説家の林真理子さんはさすが文筆のプロ、圧倒的に文章が上手いし、テクニックだけではなく内容的にも読ませます。某大学のややこしい問題の渦中にありながら、寸暇を惜しんで執筆されているのだと推察しますが、文章の完成度の高さはさすがです、って私がいうのもナンですが・・・
執筆陣は何ヶ月かで総入れ替えになりますが、つまらない内容を書く人がいたこともありました。某大学の総長をされていた方は、自分の大学の改革話ばかりで内輪を知らない一般の読者には何も響かなかったのではないでしょうか。
宴会での話題が自分が勤めている大学の話ばかりの「学園もの好き」のギターのセンセを知っていますが、一般の大学論ならまだしも自分の所の大学の学園ものなんて興味がわかないですよね。