最近あちこちでネーミングライツとやらで今までとは名称が変わってしまっている施設が増えてきました。1967年開館の桑名市民会館は途中から柿安シティーホールになっています。新しいホールを作ったの?とか四日市シティーホールって葬儀会館があるので柿安も葬儀場経営に乗り出したのか!と思う人も出てくるかも知れません。
名古屋高速を東新町出口で降りて信号待ちをしていて(だいたい赤信号にひっかります)目に入るのがハウスメガシャキ歩道橋だったんですが、今は名前が変わってナントカ法律事務所歩道橋になっています。名古屋市民会館も2回くらい名前がかわっています。
これらは皆ネーミングライツという枠で企業が公共物の命名権を一定期間お金を払って買った結果です。企業は宣伝になるし所有管理している公共団体はいいカネになるのでウィンウィンでしょうが、そこにひとつ抜け落ちている大切なことがあります。
それは一般市民ユーザーからの視点です。確かに企業と公共団体にとっては好都合でしょうけど、一般市民にとってはランドマークともいうべき公共物の名前がコロコロ変わるのはとても不便です。
当局が宣伝収入を欲しいのであればそこに広告を掲載・表示募集すればいいのでは。やれるのはそこまで。そもそも公共施設は税金で作ったものであってみんなのものです。それを当局と企業で私物化してはいけません。それ以上踏み込んでその施設の名称を変えユーザーに不便を強いるような制度は止めてもらいたいところです。もっと別なところで節約をしたらどうでしょうか。ただ個人的にはハウスメガシャキ歩道橋という名称はとても気に入っていましたが(笑)
本当にそうですね。
「コ―ミンンカン」、本当にドンズバだと思います。行政には若者がいないのかな、センスないですよねえ。
名称というのは本当に大事なものだと思いました。
言いやすくて、読んで、見てパッとイメージできて、どういう目的の施設かわかるような名称がいいです。
先生が行政の民間諮問委員に選出され、名称をつけたほうがよっぽど良いと思いました。
同感ですね。
私の近所の公共施設も、某企業との協働のようなもので、当然のように施設名に某企業の名前ばっちり出てます(笑)
以前は、いかめしい、いかにも行政施設という感じの名前でしたが、もう20年以上前だかに、維持の問題だと思いますが、企業の力を借りることになったようです。
まあ、最近は企業の名前自体が変わったものが多いなと感じますよね。
老舗大企業でさえ、横文字の名前に多くが変わってます。
しかも、テレビCMでは、わざわざ、最後のほうで、外国人に企業の名前をしゃべらせる。なんで日本人に言わせないのか不思議です。おそらくは外国人に名前をしゃべらせることで、国際的なグローバル企業だと自慢したいのでしょう。企業の役職さえCEO,CFOなどと外国かぶれのような表記も目立つ。
日本人は企業名を日本語の漢字表記で、日本人がしゃべれよ! て、私なぞ思います。今の日本語さえアメリカナイズされた造語も多いですよね。
これが国際化なんでしょうか。日本などなんちゃって的なものばかりでないかと思いますね。
私が歳食ってきたせいかもしれないですが、今の日本の世の中見てると、なにもかもが、なっとらんなと思うことが多くなったです。不景気に拍車がかかり、国も行政も金が無い、貧しくなった日本だと言われてますが、日本らしい骨のある気骨、気概、精神、負けん気、それは常に国も国民も企業も持っているべきだと思いますがね。どうなんでしょうねえ。