安くていい物は存在するのか。

2013年05月07日 | お片付け
 我が家はお炬燵の1面に2人座るというパターンなので、日常はお座布団は長布団を使っている。この長い休みこの座布団を干したり、カバーを洗濯。

 母がこのお布団は座り心地が断然いいと言う。そうそれは中身が本綿の物。お布団の中身は綿と思い込んでいるのは私の年代以上かもしれない。

 既成の長布団の中身から黒い再生の繊維の塊がでてきて唖然とした思いがある。だから座り心地が違うのも無理がない。

 3代前からの布団を引き継いだ私は、折あるごとに打ち直しをして、その枚数を減らすべき努力をしてきた。

 戦争前後の物は綿がよくない、また私の時代の掛け布団は重すぎる。

 いまさらすべてを仕立て直しても、ベツト生活になり、掛布団は羽毛となった。冠婚葬祭の外注化と交通インフラの拡充で宿泊客は格段に減った。

 宿泊客を迎えるためには、核家族化は労働力としての嫁を失い、それが輪をかけているかも。若さて乗り切れた時代を懐かしくも頼もしくも思う自分がいる。

 とにかく絶対量を減らしたい。布団屋さんに布団を持ち込んで、長座布団に仕立て直してもらおうと久々に元気印になれた。

 それにしても安くていいものはない!!

 よそのお宅を訪問した時、その長座布団のいでたちに驚いたことがある。家のしつらいや生活程度に比べてその座布団だけが、頼りなげだったのは、中身は綿だと思い込んでいる時代の人のせいだっただろうか。

 
 話は変るが、外出先で雨が降りそうな気配にコウモリを探したのだが、商店街を歩いてようやく100円ショツプの店先に見つけた。ビニール傘の横に折り畳みの傘があった。これが100円・・・・日本の製造業がやってられない訳だわと実感。

 決して上等ではないが、軽さとコンパクトさに捨てがたくまだ鎮座している。

 先日伊那のスーパーで時間調整のために買物をした。イベントにアメリカンドックの企画があり、皮なしのソーセージってどんな物かと物色。

 在庫管理中の店員さんに、惣菜売り場のアメリカンドックのソーセージはどこにありますか、と尋ねたところ、飛び上がる程の返事が返ってきた。「あれは加工してきているもので、ここの売り場のソーセージを使ったものではありません」とのこと。

 浅はかにも私は今まで惣菜売り場に並んでいるのは、スーパーの奥で調理したものと思っていた。

 考えてみればそんなことある訳ない、冷凍餃子の事件を思い出した。早く安くの世界だ、鳥の唐揚だってコロッケだって、どこの産の表示もないけれど、国内で作られている保証はどこにもない。

  あらためて自分で作るのが一番安心なのだと・・・・安心・安全と安さと手軽さとの両立は成り立たないと。

 どんなにそう思っても、自給自足の生活が成り立つわけもなく、カロリーベースで自給率40%以下の私たちに何ができょうかと心悩ますのである。

依田美恵子

軽井沢・佐久で建てる外断熱・省エネ住宅 中島木材の家

                          


【 中島木材のホームページは こちら


ブログランキングに参加しています。ポチっとお願いします。
ポチットお願い!にほんブログ村 住まいブログへ
にほんブログ村 住まいブログ
ブログランキング・にほんブログ<br>
<br>
<br>

</div>
</div>
<!-- /entry-body -->

  <!-- entry-bottom -->
  <div class=
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

家中の床がすべて見えるように。

2013年05月07日 | お片付け
 皆様どんな連休を過ごされましたでしょうか。お休みの間は晴れの日が続いた佐久でした。北海道からはまた雪便りでしたが、天候不順な年で、農作物に及ぼす影響が心配です。

 孫たちも成長と共に何かと予定が入ってきて、それぞれが早々に帰り、我が家は静かになりました。

 連休前から始めていたお片づけを続けます。

 すべての床が見えるようにが目標です。納戸の箪笥にすっと届きたい!!

 物置小屋の押入の中身を確認したい!!

 5月のお節句の人形や鯉のぼりや旗グッズが出払っているこの時がチャンスなのです。これらのグッズは重厚長大の代表的な代物なのです。

 まず空き箱を整理します。まずこれだけで空間が広がります。てっきりダンボールだと思っていたら紙でした。あの安売り家具屋さんの箱です。

 ダンボールの処理をする時に一番困るのはテープの類だとか。その紙製の箱はテープでめっぽう補強してあるのです。

 安さを追求するということは、ここまでに及ぶのだと感心したのはテープと格闘した私でした。

 物置を占拠しているのは、実は昨年作りすぎたプルーンの箱・・・・もっと採れるはず・・・・と、つくったのですが・・・・組み立てると元に戻すこともままならず場所取りしています。

 開いている箪笥に本を移しました。箪笥そのものがなくなるといいのですが、明治の人の嫁入り道具は私の権限外でしょうから。

 どうしても処分できない本、もう何回も見ているのですが・・・・贈呈本の類です。
まさしく非売品で手放したら2度と手にできない・・・・思い出本。

 長く生きてきていると、けっこういただいています。これを箪笥に納めています。日焼けや埃防止にもなるし。

 それと時間ができたら、もう1度読みたいと思う本もいくばくか。

 ベットまわりの本を減らしたいと、一番いい方法・・・・読み終えること。毎夜1冊のペースで・・・・きっかったあー(笑)

 専門誌がベットサイドに7ヶ月分も溜まっていたのにはギョッ、いかに本を読む気力がなかったのねえと今さら納得したのでした。

 読み終えた本を岩村田駅に届けました。雑誌の類は過去は振り返らないと思い切り処分もし、少しベツトまわりも空きました。

 ついでに紙の類・・・・過去のいろんな書類・・・・幾度も整理していてもなかなか踏ん切りがつかないままに残っている分を・・・・思い切りました。

 それでもまだ・・・・あります。皆さんどうなさっていますか。
 パソコンの中身を含めて、どこで思い切るか・・・・バックアップ取っておくほどのこともなしとか。

 30年以上前の古いアルバムを解体したら、鉄線が1冊で3mも取れました・・凄い資源です。解体手間が半端ではありませんでした。最近のつくりは違ってきていますが、思わず壁二面のアルバムを眺めてしまったのでした。

 もうアルバムはつくらないことにしょう、と決めたはずなのに夫はやはりつまらないと、遡って旅の復習がてらのアルバムを増やしていたのでした。

 この頃は2階の書斎のアルバムコーナーも増えている雰囲気十分です。
こちらはたぶん孫の人数分作成しているのでしょう。

 夫と妻の攻防はまだ続きそうです。

 家中の床がすべて見えることを目標に!!

 我が家に見えた方は・・・部屋に何にもない家だと驚かれるかも(笑)・・・ほんとありません。


                         依田美恵子

軽井沢・佐久で建てる外断熱・省エネ住宅 中島木材の家

                          


【 中島木材のホームページは こちら


ブログランキングに参加しています。ポチっとお願いします。
ポチットお願い!にほんブログ村 住まいブログへ
にほんブログ村 住まいブログ
ブログランキング・にほんブログ<br>
<br>
<br>

</div>
</div>
<!-- /entry-body -->

  <!-- entry-bottom -->
  <div class=
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする