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小田さんのコンサート

2008年07月13日 | その他もろもろ
昨日は楽天の試合に引き続き(試合は7回で早引きし)、利府にあるホットアリーナまで出かけて、小田和正のコンサートに行ってきました。しかし今や呼び捨てで書くにはかばかられるような存在感の小田さんであります。(コンサートチケットも一般発売はなく、全部抽選で、友人が当ててくれなければいけなかった。)

私の高校時代は全部オフコースだったといっても過言ではないほど(つまり私はチューリップ派ではなかった)、擦り切れるほど聴いたレコードの数々が、今は全部手元に残ってはいません。"We are" "Over"と彼らが解散した後、私はもうCDを買いなおしませんでした。

今からたぶん10年位前に山口で一度小田さんのコンサートチケットを買うことができ、初めて生の声を聴くことができたのですが、昔は『動いている小田さん』を見ることもなく(オフコースはTVに出なかった)、ただひたすらレコードを聴く、それしかありませんでした。

昔の曲を聴くと、いろんなことが走馬灯のように思い出され、ややつらくもあり、複雑な心境になりました。オフコースが解散したとき、その直前、その頃の自分。

今になってあんなに昔の曲を歌った小田さんは、いろんなことを乗り越えて、ある心境に達したのではないかと思わされました。還暦とは思えない体力、そしてあの声、最近の曲の詩の変化。年をとるということはすばらしいことだなと、昨日本当に思いました。

小田さんにとって仙台は特別の土地ですから、それもあったかと思います。山口で聴いた時とは全然違う感慨を感じました。

もしかしたらこれが最後になるかもしれない。
そういう思いもあって、足を運びましたが、小田さんの声はますますすばらしく、感動でした。友人が当ててくれた席はとてもよい席で、目の前を何度も小田さんが走ってゆき、肉声の聞ける近さでした。いつかまた。ぜひもう一度いつかまた。






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