帰ってきて1週間たってやっといろいろ片付いたので神戸の話。
ドイツから必死で帰ってきたのは、7月19日-20日に神戸で開催された
Live Love Animals ICAC KOBE 2015
~阪神淡路大震災の経験を、人と動物の幸せな未来へ~
第4回神戸全ての生き物のケアを考える国際会議2015
に参加するためでした。この会議、タイトルが長くてどう言っていいのか最後までわかりませんでしたし、議論される内容が多岐にわたっていて全体像がよくわからずに出席したのですが、なんとか無事に基調シンポジウムを終えることができました。一緒に話す演者が同志社大の神学部教授小原先生、長崎大医師薬学総合研究科教授の篠原先生、ということで、どのようにまとめられるのか、本当に謎でしたが、座長の京大名誉教授・同志社大生命倫理ガバナンス研究センター長位田先生が素晴らしくまとめてくださり、大変有意義な会でした。各先生のお話も大変勉強になりました。
小原先生の「公共性(つまり私たち=We、と呼べる範囲)は人々の意識や、制度改革によって広げられる」という話。
篠原先生の母性愛・父性愛・祖母愛・思春期前後の男の子の母親に対する愛、における神経基盤という話。
おもしろかったですねえ。
特に篠原先生が紹介された「離婚因子」(とは言わないんでしょうが)。イクメンになれない(子供を見ても脳が活性化されない)男性に存在する変異。
ちゃんとメモ取れなかったので正確じゃないですが、男性の半分はその変異をもっているし、たぶんヒトが生きていくのにどちらの生き方も戦略上必要とされたので淘汰されていないのでしょうというのがおもしろかったです。母性愛もね、一律じゃなくて、子どもの笑顔を見ると右脳が活性化するお母さんが多い中、全然しないお母さんもいるし、父親と同じように左脳が活性化するお母さんもいる。母親だから自動的に母性愛が備わるわけじゃない。詳しくはたぶん篠原先生のWEBサイトにある(はず)。
わたしは翌日がオープンキャンパスだったのでとんぼ返りだったのですが、午後のセッションで同行避難の話が大変参考になりましたし、翌日のセッションも大入り満員だったそうです。今度はぜひ全日参加したいものです。とにかく異分野の専門家が集まるということがとても大事で、これからの社会は総合力でいろいろな問題を解決していかなくてはなりません。
ドイツから必死で帰ってきたのは、7月19日-20日に神戸で開催された
Live Love Animals ICAC KOBE 2015
~阪神淡路大震災の経験を、人と動物の幸せな未来へ~
第4回神戸全ての生き物のケアを考える国際会議2015
に参加するためでした。この会議、タイトルが長くてどう言っていいのか最後までわかりませんでしたし、議論される内容が多岐にわたっていて全体像がよくわからずに出席したのですが、なんとか無事に基調シンポジウムを終えることができました。一緒に話す演者が同志社大の神学部教授小原先生、長崎大医師薬学総合研究科教授の篠原先生、ということで、どのようにまとめられるのか、本当に謎でしたが、座長の京大名誉教授・同志社大生命倫理ガバナンス研究センター長位田先生が素晴らしくまとめてくださり、大変有意義な会でした。各先生のお話も大変勉強になりました。
小原先生の「公共性(つまり私たち=We、と呼べる範囲)は人々の意識や、制度改革によって広げられる」という話。
篠原先生の母性愛・父性愛・祖母愛・思春期前後の男の子の母親に対する愛、における神経基盤という話。
おもしろかったですねえ。
特に篠原先生が紹介された「離婚因子」(とは言わないんでしょうが)。イクメンになれない(子供を見ても脳が活性化されない)男性に存在する変異。
ちゃんとメモ取れなかったので正確じゃないですが、男性の半分はその変異をもっているし、たぶんヒトが生きていくのにどちらの生き方も戦略上必要とされたので淘汰されていないのでしょうというのがおもしろかったです。母性愛もね、一律じゃなくて、子どもの笑顔を見ると右脳が活性化するお母さんが多い中、全然しないお母さんもいるし、父親と同じように左脳が活性化するお母さんもいる。母親だから自動的に母性愛が備わるわけじゃない。詳しくはたぶん篠原先生のWEBサイトにある(はず)。
わたしは翌日がオープンキャンパスだったのでとんぼ返りだったのですが、午後のセッションで同行避難の話が大変参考になりましたし、翌日のセッションも大入り満員だったそうです。今度はぜひ全日参加したいものです。とにかく異分野の専門家が集まるということがとても大事で、これからの社会は総合力でいろいろな問題を解決していかなくてはなりません。