tamaさんからご相談があった小学生を連れて海外赴任する、について。
連れて行くかどうか、っていうところはメリットデメリット並べて比較検討してみてください。
単身赴任でアメリカに連れて行くということになった場合のことについて書きます。
以下長々書きますが、一言で言うと、「準備をしっかり」ということに尽きます。
アメリカでは大人の監視なく子供だけを家においておくことはできませんので、小学生と言えどもアフタースクール(学童保育)またはシッターさんが必要になります。わたしもそれはわかって渡米したのですが、ラボのボスは「小学校内のアフタースクールに入れるから心配いらない」と言っていたのに、行ってみたらウェイティグリストで待ってる人がものすごく多くて、まったく話になりませんでした。ボスはそういう情報は全然調べずに安請け合いしていたと思います。まあでもよくある話です。そこで地域の学童に申し込みました。こちらは入れたのですが、スクールバスがそこを経路にしていませんでした。それで交渉して停車してもらうことにし(これが結構大変だった)、無事に入所できました。バス停から一人で歩かせられませんから、施設の前でおろしてもらうしか選択肢はなかったんですよね。
その前に、英語の試験を受けに行くというのがありまして、地区の教育委員会(?)みたいなところに出向いて試験をしてもらい、この子はESOLが必要だから○○小学校に入学させてください、という許可みたいなのをもらいました。また、予防接種を受けないと入学できませんので、移民対象のクリニックに行って無料で予防接種を打ってもらいました。これ、医者に普通に行くとすごい料金とられます。さて、連れて行った長男は日本では保育園児で、行ったら小学校1年生だったので、まず授業になれるのにすごく苦労しました。英語もわかりませんし、しばらくはしょっちゅう学校に呼び出されました。同じ学校に日本人の子どもさんがいたので、何度も助けてもらいました。
わたしが赴任した地域には日本人もけっこういたのですが、お母さんが働いているというケースはありませんでした。ですから、わたしのように子どもの預け先で苦労している人がおらず、とにかく情報不足でした。ちょっと離れたところにNIHがあり、そちらの地区だと赴任サポートサービスをビジネスでやっている方があり、家さがしや学校についてもサポートしてもらえるのでしたが、わたしの住んでいた地域ではそういうのはありませんでした。家だけはボスや同じラボの日本人の方に探してもらい、先に決まっていたので本当に助かりました。
車は最初はレンタカーですが、なるべく早く買わないとやっていけないし、保険も入らないといけないし、運転免許も取りに行かねばならず、最初の一か月はわけがわからないまま奔走している感じで、それと同時並行で子どもが学校や保育園に行き始めたので、私にはまったく余裕がありませんでした。実家の母が一緒に行ってくれてたすかりました。
小学生がいるなら、理想を言えば、8月中に赴任するのがベストです。最初は家庭ですごし、9月になる前にBack to Schoolに出てそろえるものリストなどをもらって買い物し、新学期に間に合わせると子どもの負担はかなり減ります。うちは11月に赴任したので、クラスの子ども達はすでに9月から新学期を始めているからついていけないし、もともと英語もわからないしで、時期については大失敗でした。いや、わたしもボスに言ったんですよ。ラボの仕事始める前に、先に行ってセットアップしたいって。でもボスが「そんな必要ないよ。大丈夫、大丈夫」というので、まあ失敗したんですな。アメリカという国柄を知らなすぎました。
長くなりましたので、続きはまた明日。
連れて行くかどうか、っていうところはメリットデメリット並べて比較検討してみてください。
単身赴任でアメリカに連れて行くということになった場合のことについて書きます。
以下長々書きますが、一言で言うと、「準備をしっかり」ということに尽きます。
アメリカでは大人の監視なく子供だけを家においておくことはできませんので、小学生と言えどもアフタースクール(学童保育)またはシッターさんが必要になります。わたしもそれはわかって渡米したのですが、ラボのボスは「小学校内のアフタースクールに入れるから心配いらない」と言っていたのに、行ってみたらウェイティグリストで待ってる人がものすごく多くて、まったく話になりませんでした。ボスはそういう情報は全然調べずに安請け合いしていたと思います。まあでもよくある話です。そこで地域の学童に申し込みました。こちらは入れたのですが、スクールバスがそこを経路にしていませんでした。それで交渉して停車してもらうことにし(これが結構大変だった)、無事に入所できました。バス停から一人で歩かせられませんから、施設の前でおろしてもらうしか選択肢はなかったんですよね。
その前に、英語の試験を受けに行くというのがありまして、地区の教育委員会(?)みたいなところに出向いて試験をしてもらい、この子はESOLが必要だから○○小学校に入学させてください、という許可みたいなのをもらいました。また、予防接種を受けないと入学できませんので、移民対象のクリニックに行って無料で予防接種を打ってもらいました。これ、医者に普通に行くとすごい料金とられます。さて、連れて行った長男は日本では保育園児で、行ったら小学校1年生だったので、まず授業になれるのにすごく苦労しました。英語もわかりませんし、しばらくはしょっちゅう学校に呼び出されました。同じ学校に日本人の子どもさんがいたので、何度も助けてもらいました。
わたしが赴任した地域には日本人もけっこういたのですが、お母さんが働いているというケースはありませんでした。ですから、わたしのように子どもの預け先で苦労している人がおらず、とにかく情報不足でした。ちょっと離れたところにNIHがあり、そちらの地区だと赴任サポートサービスをビジネスでやっている方があり、家さがしや学校についてもサポートしてもらえるのでしたが、わたしの住んでいた地域ではそういうのはありませんでした。家だけはボスや同じラボの日本人の方に探してもらい、先に決まっていたので本当に助かりました。
車は最初はレンタカーですが、なるべく早く買わないとやっていけないし、保険も入らないといけないし、運転免許も取りに行かねばならず、最初の一か月はわけがわからないまま奔走している感じで、それと同時並行で子どもが学校や保育園に行き始めたので、私にはまったく余裕がありませんでした。実家の母が一緒に行ってくれてたすかりました。
小学生がいるなら、理想を言えば、8月中に赴任するのがベストです。最初は家庭ですごし、9月になる前にBack to Schoolに出てそろえるものリストなどをもらって買い物し、新学期に間に合わせると子どもの負担はかなり減ります。うちは11月に赴任したので、クラスの子ども達はすでに9月から新学期を始めているからついていけないし、もともと英語もわからないしで、時期については大失敗でした。いや、わたしもボスに言ったんですよ。ラボの仕事始める前に、先に行ってセットアップしたいって。でもボスが「そんな必要ないよ。大丈夫、大丈夫」というので、まあ失敗したんですな。アメリカという国柄を知らなすぎました。
長くなりましたので、続きはまた明日。
ワシントンDCの近郊。西海岸は食事のこと考えても日本人には楽でしょうね。でも東海岸にも日本人はいますから、たぶん現地の情報を集めるすべはあるでしょうし、外国人向け英語のクラスも間違いなくあると思います。
ところで日本の人は4月によく来られますが、学校は5月になったら終わりなので、たとえばtamaさんが4月に行き生活をセットアップし、6月になってから子供たちにこさせ、夏の間サマースクールに通わせて慣らせてから9月から学校という手もあるかもしれませんよ。