院長のへんちき論(豊橋の心療内科より)

毎日、話題が跳びます。テーマは哲学から女性アイドルまで拡散します。たまにはキツいことを言うかもしれません。

「かほり」

2007-03-13 13:30:54 | Weblog
 俳句や短歌の世界で、「香り」のことを「かほり」と書く人がときどきいる。

 歴史的仮名遣いを使用するなら、「香り」は「かをり」が正しい。

 このような間違いがなぜ出てきたのか、その大もとは小椋佳さんの歌にあるのではないか?

 彼の名曲「シクラメンの香り」は「シクラメンのかほり」と書いてある。そのため、「かをり」と書くところを「かほり」と書いてしまう人が増えたのではないか?

 だとすると、小椋佳さんの影響力の大きさに感心するしかない。