昭和30年代を懐かしむ声が多い。
しかし、あのころは上野の地下道に浮浪者が横たわっていた。父親に連れられて、彼らをまたぎながら地下道を通った。
なんだか怖くもあったし、将来こうはなりたくないとも思った。
当時、寝食分離でなくても耐えられたのは、まだ浮浪者がいたからではないか?
浮浪者が完全にいなくなったのは、1970年代に警察による「浮浪者狩り」が行われてからである。
現在は「こうはなりたくない」という存在がない。(ホームレスだってTV付きのテントで結構自由を謳歌しているように見える)。
「こうはなりたくない」というのがいない世の中では、子供はどのように育つのだろうか?
しかし、あのころは上野の地下道に浮浪者が横たわっていた。父親に連れられて、彼らをまたぎながら地下道を通った。
なんだか怖くもあったし、将来こうはなりたくないとも思った。
当時、寝食分離でなくても耐えられたのは、まだ浮浪者がいたからではないか?
浮浪者が完全にいなくなったのは、1970年代に警察による「浮浪者狩り」が行われてからである。
現在は「こうはなりたくない」という存在がない。(ホームレスだってTV付きのテントで結構自由を謳歌しているように見える)。
「こうはなりたくない」というのがいない世の中では、子供はどのように育つのだろうか?