院長のへんちき論(豊橋の心療内科より)

毎日、話題が跳びます。テーマは哲学から女性アイドルまで拡散します。たまにはキツいことを言うかもしれません。

教授の給料

2008-01-03 10:19:45 | Weblog
 前にも述べたが、私は超一流高校の出身である。同級生に一流人になったのがたくさんいる。

 こいつにはとてもかなわないと私が思った連中には教授になったのが多い。2番手が大企業の重役である。3番手は医者や弁護士。私の高校は他の進学校に比べて、伝統的に医者が少ない。

 一番儲けているのは、大企業の重役である。彼らは年俸(税込み、以下同じ)5000万円から6000万円である。ずいぶん苦労してきたのだろう。清濁合わせ飲まなかった場面も多かっただろう。だから、この数字は当然のことと思う。

 医者は、大病院の部長クラス、中小病院の院長クラスで、年俸1800万円から2000万円である。これは、まあ労働と責任に見合った数字である。

 問題は教授の年収である。日本の頭脳と呼ばれながら、1000万円から1300万円である。30歳の商社マンより少ない。

 教授はストレスがないとでもいうのだろうか?自分の好きな研究だけをしていればよいと言うのだろうか?そんなことはない。教授は学生や大学院生の教育をして、その上、企業から研究費をもらわなくてはならない。下げたくない頭を下げてである。これでは、そのうち教授のなり手がなくなると思う。