院長のへんちき論(豊橋の心療内科より)

毎日、話題が跳びます。テーマは哲学から女性アイドルまで拡散します。たまにはキツいことを言うかもしれません。

金正日の死去に寄せて

2011-12-20 00:00:09 | Weblog
 金正日が死去したというニュースで昨日は大騒ぎだった。その割りには本質的な議論が出てこなかった。誰も言わなかったことで、もっとも起こりそうなことを、ここに「予言」しておく。それは次の一言である。

 「中国が北朝鮮を自国の領土にしてしまう」

これだけである。

 手段はいろいろあるだろう。紆余曲折もあるだろう。でも、最終的にはそうなる。

 まず中国は金正日の三男、金正恩を北京に呼ぶだろう。そして、いろんな援助を約束して正恩を中国の傀儡にしてしまう。

 革命第一世代の北朝鮮指導部の力はまだ大きい。軍に発言力のある者もいるだろう。しかし、彼らはもう90歳位だ。中国は彼らが死ぬのを待つ。そして北朝鮮軍に綻びが出てくるのを狙う。

 北朝鮮軍が弱体化したところで、それを補強するとの名目で中国軍が北朝鮮に駐留するようになるだろう。軍を押さえてしまえば、あとは中国の思い通りになる。

 日本は平和ボケだが、韓国やアメリカはすでにこのような筋書きを読んでいるだろう。どのようにして、このような中国の行動を阻むだろうか?武力衝突もありうる。そんなことになっても日本は平和ボケを決め込んでいるのだろうか?

 中国が北朝鮮を支配するとは 2009-06-20 にすでにこの欄で予想しておいたことであるが・・。