ドラマ「水戸黄門」が40数年の歴史に幕を閉じるという。一時は40%もの視聴率を稼いだ番組である。惜しまれるのは分かる。
祖父が出始めたばかりのカラーテレビで「水戸黄門」を見ていたのを思い出す。祖父も生きていれば120歳くらいだ。
私にとっては詰まらない番組だった。ワンパターンが老人にはちょうど良かったのだろう。あまりのワンパターンさに、私はテレビの「水戸黄門」をあまり見ていない。だが、「水戸黄門」自体はテレビが出る前からあったのだ。
それは東映の時代劇映画である。映画館でしか見られなかった「水戸黄門」がテレビで見られるようになったので、人気を博したという面はあるだろう。劇場映画での黄門様の役は、顔は覚えているが名前は忘れた名優だった。知恵蔵や歌右衛門と同時代の人である。
この映画は私が子供だったこともあって、大層おもしろかった。繰り返すが、「水戸黄門」はテレビで放送する前は劇場映画でやっていて、それをテレビに持ってきただけである。パターンも同じ。
でも、私が知っている劇場映画のさらに前があるらしい。芝居でやっていたのだろうか?なぜ私が知っているかと言うと、次のようなギャグをエンタツ・アチャコがやっていたからである。
「最近、体の具合が悪おましてな~」
「どこが悪いんでっか?」
「目と肛門」
エンタツ・アチャコは一世を風靡した漫才師だが、彼らのことを同世代の者に聞いてみたら、知らないとのことだった。
祖父が出始めたばかりのカラーテレビで「水戸黄門」を見ていたのを思い出す。祖父も生きていれば120歳くらいだ。
私にとっては詰まらない番組だった。ワンパターンが老人にはちょうど良かったのだろう。あまりのワンパターンさに、私はテレビの「水戸黄門」をあまり見ていない。だが、「水戸黄門」自体はテレビが出る前からあったのだ。
それは東映の時代劇映画である。映画館でしか見られなかった「水戸黄門」がテレビで見られるようになったので、人気を博したという面はあるだろう。劇場映画での黄門様の役は、顔は覚えているが名前は忘れた名優だった。知恵蔵や歌右衛門と同時代の人である。
この映画は私が子供だったこともあって、大層おもしろかった。繰り返すが、「水戸黄門」はテレビで放送する前は劇場映画でやっていて、それをテレビに持ってきただけである。パターンも同じ。
でも、私が知っている劇場映画のさらに前があるらしい。芝居でやっていたのだろうか?なぜ私が知っているかと言うと、次のようなギャグをエンタツ・アチャコがやっていたからである。
「最近、体の具合が悪おましてな~」
「どこが悪いんでっか?」
「目と肛門」
エンタツ・アチャコは一世を風靡した漫才師だが、彼らのことを同世代の者に聞いてみたら、知らないとのことだった。