院長のへんちき論(豊橋の心療内科より)

毎日、話題が跳びます。テーマは哲学から女性アイドルまで拡散します。たまにはキツいことを言うかもしれません。

ドラマ「水戸黄門」終わる

2011-12-24 00:01:19 | Weblog
 ドラマ「水戸黄門」が40数年の歴史に幕を閉じるという。一時は40%もの視聴率を稼いだ番組である。惜しまれるのは分かる。

 祖父が出始めたばかりのカラーテレビで「水戸黄門」を見ていたのを思い出す。祖父も生きていれば120歳くらいだ。

 私にとっては詰まらない番組だった。ワンパターンが老人にはちょうど良かったのだろう。あまりのワンパターンさに、私はテレビの「水戸黄門」をあまり見ていない。だが、「水戸黄門」自体はテレビが出る前からあったのだ。

 それは東映の時代劇映画である。映画館でしか見られなかった「水戸黄門」がテレビで見られるようになったので、人気を博したという面はあるだろう。劇場映画での黄門様の役は、顔は覚えているが名前は忘れた名優だった。知恵蔵や歌右衛門と同時代の人である。

 この映画は私が子供だったこともあって、大層おもしろかった。繰り返すが、「水戸黄門」はテレビで放送する前は劇場映画でやっていて、それをテレビに持ってきただけである。パターンも同じ。

 でも、私が知っている劇場映画のさらに前があるらしい。芝居でやっていたのだろうか?なぜ私が知っているかと言うと、次のようなギャグをエンタツ・アチャコがやっていたからである。

 「最近、体の具合が悪おましてな~」
 「どこが悪いんでっか?」
 「目と肛門」

 エンタツ・アチャコは一世を風靡した漫才師だが、彼らのことを同世代の者に聞いてみたら、知らないとのことだった。