5日前、私はこの欄でJASRAC(日本音楽著作権協会)の市場独占による殿様商売を批判した。そうしたら、キャンディーズのヒット曲「春一番」の作詞作曲者、穂口雄右さんが、この曲に限りJASRACから脱退したとの報道があった。
穂口さんはJASRACの横暴な態度に嫌気がさし、「春一番」を商業的に使用したい人は穂口さんと独自に契約を結べるようになった。
カラオケ店(正確にはカラオケ会社)は、かつての宿敵だったJASRACの強大な権力をまだ敵に回したくないため、現在、日本のすべてのカラオケ店で「春一番」だけが歌えないようになっている。
今後、穂口さんに追随する作詞作曲家が出てくれば、JASRACの独占はなくなり、カラオケ会社は安いほうの著作権協会と契約することになるだろう。事務手続きも独占のJASRACはきわめて複雑なのだそうだ。
私はJASRACに対抗しうる著作権団体が出てくるとよいと思う。穂口さんの行動がその呼び水になることを願っている。
穂口さんはJASRACの横暴な態度に嫌気がさし、「春一番」を商業的に使用したい人は穂口さんと独自に契約を結べるようになった。
カラオケ店(正確にはカラオケ会社)は、かつての宿敵だったJASRACの強大な権力をまだ敵に回したくないため、現在、日本のすべてのカラオケ店で「春一番」だけが歌えないようになっている。
今後、穂口さんに追随する作詞作曲家が出てくれば、JASRACの独占はなくなり、カラオケ会社は安いほうの著作権協会と契約することになるだろう。事務手続きも独占のJASRACはきわめて複雑なのだそうだ。
私はJASRACに対抗しうる著作権団体が出てくるとよいと思う。穂口さんの行動がその呼び水になることを願っている。