院長のへんちき論(豊橋の心療内科より)

毎日、話題が跳びます。テーマは哲学から女性アイドルまで拡散します。たまにはキツいことを言うかもしれません。

書籍市場のゆくえ

2013-12-26 06:23:34 | 読書

DAIKANYAMA T-SITE より引用。)

 先日この欄に、街の書店ばかりかアマゾンのようなネット書店も潰れるだろうと書いた。実際、豊橋駅前の大型書店は、不動産業に転身することを検討しているらしい。電子書籍に押されて、紙媒体は大幅に縮小すると考えたからだ。

 ところがホリエモンの意見は違う。彼には先見の明があり、テレビの座談会などを見ても、彼の意見は群を抜いて斬新かつ現実的である。(彼は最高裁で実刑判決を受けたが、彼が実刑なら村上ファンドの村上さんも実刑判決を言い渡されなくてはバランスを欠く。私は最高裁さえ世論に迎合するのかと、いつぞや嘆いた。)

 ホリエモンは、リアルに対面したいという人間の本能は変わらないと考える。だから、書店は本にまつわるイベントの場として衣替えせよと訴える。例えば作家のサイン会を拡張したり、代官山の蔦屋(上の写真)のように、本を中心に人が集える場にせよというのだ。

 さすがホリエモン、なるほどと思った。