日本人が書いた戦前の英文書に杉本えつ子の『武士の娘』がある。この本は大正末期に書かれ8ヶ国語に翻訳されベストセラーになった。(NHKBSで放送。)
本書の日本語訳は太平洋戦争中にようやく出版されたが、前書きがアメリカの有名人だったために、前書きを日本人が書いてようやく出版にこぎつけた。
えつ子を知る存命の婦人が(番組中で)言っていた。「えつ子さんは、太平洋戦争の勃発を防ぐにはどうしたら良かったのかを考えていました」。続けて「いまの人たちは戦争はいけないと言うだけでしょう?」と述べた。もっともである。
「戦争はいけない」とは誰でも言える。だが、戦争が起こったのは事実である。それはなぜなのか?という当然のことを問う声が少なすぎるのでないか!?
(信州の宿のパソコンより。)
本書の日本語訳は太平洋戦争中にようやく出版されたが、前書きがアメリカの有名人だったために、前書きを日本人が書いてようやく出版にこぎつけた。
えつ子を知る存命の婦人が(番組中で)言っていた。「えつ子さんは、太平洋戦争の勃発を防ぐにはどうしたら良かったのかを考えていました」。続けて「いまの人たちは戦争はいけないと言うだけでしょう?」と述べた。もっともである。
「戦争はいけない」とは誰でも言える。だが、戦争が起こったのは事実である。それはなぜなのか?という当然のことを問う声が少なすぎるのでないか!?
(信州の宿のパソコンより。)