上の歌手、一節太郎は、昭和38年に「浪曲子守歌」をヒットさせてから、この曲だけで生活してきた。そのような歌手は少なくない。
アニメ界の宮崎駿にも私は同じ匂いを感じる。というのは、宮崎作品ですばらしいのは「風の谷のナウシカ」だけだと思うからだ。つづけて見た「天空の城ラピュタ」では「あれ?」と思った。面白くないのだ。
さらに「魔女の宅急便」「紅の豚」「となりのトトロ」・・とテレビで見るうちに、毎回「今度こそは」という期待が裏切られた。「ナウシカ」が大変面白かったがゆえに「ナウシカは本当に同じ人が作ったのだろうか?」とさえ思うようになった。
もし全部、宮崎駿が作ったのなら、一節太郎と似ているじゃないかとも考えた。宮崎はいまはもう引退してレジェンドとなってしまったから、もう名声に傷がつくこともないだろうが・・。
「千と千尋の神隠し」は観客動員数が大量で、なにかの賞を受けたらしいけれども「ナウシカ」に比べれば「千と千尋・・」もさほどのことはなかった。
(「趣味は説明できない」という英国の警句をご存じだろう。上記はあくまでも趣味の問題だから反論は受け付けません。)
※私の俳句(秋)
虫鳴くは蜜柑の鉢の縁(ふち)あたり