(福島労災病院のHPより引用。)
確かにできる医者そうでない医者、並の医者という区別はある。だが、それを見極めるのは難しい。プロであっても、その医者ができるかどうかは一か月くらい一緒に働かないとわからない。
ましてシロウトさんには絶対にわからないだろう。だから、シロウトさんは好き嫌い合う合わないで決めるほかはない。ところが患者受けはよいのに、できない医者が(まれに)いるから問題は複雑になる。
私はセカンドオピニオンは患者が求めるのではなく、医者が求めるものだ考える。医者が自分で今ひとつ心に落ちないとき、尊敬する医者や詳しい医者に求めるのが本当のセカンドオピニオンだと思う。
マスコミによるセカンドオピニオンの奨励は、医者不信で医者を渡り歩くドクターショッピングを招く弊害がある。だから上の図のように、セカンドオピニオンがシステム化されていることが望ましい。
ところが同じ組織内でシステム化されていると、医者同士のなれ合いとか、医者同士の反目などが、今度は問題となってくるから事態はややこしい。
※私の俳句(秋)
露草のなか廃村に出会ひけり