(煙突掃除人。楽天「コスチューム」より引用。)
幼いころわが家の風呂は薪で沸かしていた。直径10センチに満たない煙突は当然詰まる。とうじ煙突掃除人が自転車で町を流していて、わが家も一回頼んだことがある。
掃除人は真っ黒になって煙突を掃除した。掃除人は底辺労働者で、その子供は親の職業が恥ずかしくて言えなかったそうだ。
家々が薪からガス釜に代わって煙突掃除人は町から消えた。
現代の底辺労働者は誰だろうか?原発の廃炉労働者だと思うのだがどうか?だが、その子供は親の職業を言えなくはないだろう。
(参考)廃炉労働者の日当は1万円以上だという。道路の工事現場の赤灯振りは日当8千5百円。
※私の俳句(秋)
隣り家の熟れ柿きょうはもがるるか