トラブルシューター

私の修理・製作体験記(茨城・県西おもちゃ病院・JA7FJP/1)

古い充電器が可変定電圧電源に

2006-10-01 14:18:32 | 電子工作

Img_1864_1物置に、親父が30年前に購入した古いバッテリー充電器(6/12Vスイッチ切替)があったので、これを可変電圧の電源に改造することにした。秋月電子通商製の5~25V(最大4A)可変スイッチング定電圧電源キットを購入、早速組立を開始、キットはモジュールになっているので構成部品点数が7点とImg_1865少なくあっという間に完成。いよいよ本体の改造。切替スイッチを外し、ボリュームの付いた本基板を取付け。充電器のトランスは全波整流回路になっている為、センタータップを使用せず、ブリッジ整流にして、電圧を全波整流の倍になる様にした。このダイオードも秋月のRS405M(600V4A)5個で200Stb1円を使用。 バッテリー負荷でも壊れないない様、説明書に記載しているように今まで整流に使っていたダイオードを逆流防止用として出力にシリーズに入れる。念のため、整流器にはジャンクになったATX電源に使っていた放熱フィンを取り付け、スイッチを入れたら、ボリュームの回転方向と、電圧の変化が逆になっていたので、基板に対して逆に取り付けて対処。5~24Vまで変化するが24Vをすぎると急に最大入力電圧になってしまう。抵抗をシリーズに入れれば解決すると思うが、このままで良しとして、表面板にサインペンで電圧表示した。出力の波形をオシロスコープで見て見たが、スイッチングノイズは殆どない様である。トラブルシューター用電源の完成!

本キットの秋月電子通商カタログ

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