トラブルシューター

私の修理・製作体験記(茨城・県西おもちゃ病院・JA7FJP/1)

MCヘッドトランス製作

2006-11-14 22:23:36 | オーディオ

Img_1925_2 現在、DENON DL-103LCⅡでレコードを楽しんでいるが、MCカートリッジ対応でないアンプでも聞きたいと思い、メーカー品のヘッドトランスを購入するのも最低7000円以上するので、自作出来ないものかと、ネットを検索したらありました!21世紀になってから作る MCヘッド・トランス私のような、団塊世代に近い人間には懐かしいトランジスター用トランスをいまだに作っている山水のST-12を使ったものだ。1個500~600円くらいで、ノグチトランスでネット購入した。ケースは今の職場を利用して、自分の設計したCAD図面でケースはSUS304(ステンレス)1.5mmをレーザー加工、ステンレスは半田付けが出来ないので、トランス取り付け板は銅板0.8mmの端材を切って、自分で穴あけ加工し、写真の様に組み立てた。特性はCR発信器とシンクロで確認したが参考にした資料どおり20Hz~100kHzの帯域が取れているようである。トータルの材料費は金メッキの中級品?RCAジャックを使用したので2500円位かな。満足・満足!ST-14も同時に購入したので、今度はこれでも確認したいと思います。(取り付け板はどちらでも付けられるよう製作)

11/20実際にMCカートリッジとアンプを接続してみたら、ハム音が凄く出る。トランスのGND側はRCAジャックのリング側に接続されているだけでGNDから浮いているので、これをGNDに接続してみたら軽減した。トランスの接続もあっているかシンクロで確認したら、位相が逆になっていた。接続し直し(1次側T:白、R:緑 2次側T:赤、R:緑にする)て少しは改善されたが、ハム音はおさまらない。本体の位置をアンプから離して角度を調整すると消えるところがある。アンプ本体の電源トランス誘導だろう。取り敢えず、最良の場所に置いて使うことに。ケースのステンレスも影響しているかもしれない。続けて調査していきます。

ケースをパーマロイコアーでシールドしたら解決しました。詳しくは11/25のブログを見てください。

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