お詫び、先日書いたこのブログですが、タイトルおよび文章が「デジタルクロック」となっておりました。「デジタル温度計」の間違いです。ここに訂正します。
今度、電子工作サークルで製作する、PICを使った「デジタル温度計」だが、電池駆動としたいので、出来るだけ消費電流を少なくしようと、吉本先生に色々と実験していただいた。
PICにスリープモード機能を追加、動作時12mA、スリープ時1.6mA(入力のOP-AMPもスリープ時OFFさせている)とのこと。
後は液晶のOFFであるが、どうも液晶のON/OFFが出来ないという。そんなことは無いと思い自分でも、今日実験を始めた。
そしたら、いろんな方法を試して見たが、思い通りにON/OFF出来ない。
単純なトランジスタによる方法を試みたが、ONになっても液晶表示されない。トランジスタも他にFETなど試して見たが変わらない。直に電源に接続しないと表示しない。理屈が理解出来ない。どうやら、液晶ドライブの原理に遡って、勉強し直さなくてはならないようだ。
残る手段で、少しでも消費電流を減らす手段として輝度調整電圧調整用RV(30kΩ)の電源供給をOFFすることに。でも、改善されたのは0.3mA程度である。
ちなみに、液晶でどれだけ消費されているのか外して見たのだが、0.1mAと、あまり効果が無いことが判る。
やはり、PIC自身が消費しているのか。これ以上は減らすのが難しいと判断、次回工作に間に合わなくなるので、前回サークルで作った「30分タイマー」の方法を試して見た。
PNPとNPNトランジスタを使って、原理は、押しボタンスイッチでNPNのベースをGNDに落とし、コレクタに接続されたPNPのベースを制御、このトランジスタのコレクタ-エミッタ間をONさせ、電流が流れる。NPN制御TRのベースはPICのスリープ信号出力(動作時+5V、スリープ時0V)に接続されており、電源ON時+5Vで自己保持、ONが継続される。スリープ時間になるとOVになり、電源を切断する様に働く。
以上でスリープモード(と言うよりデッドモードかな?)時の消費電流は0になる。こうなると、スリープになるまでの時間可変設定が欲しくなる。PIIの空きポートを利用して、設定スイッチ(デジタルスイッチ等)で時間設定出来ないか、また、お願いした。
その後、液晶表示をOFFにする方法をHPで検索してみたのだが、命令により出来るかも知れない。吉本先生に、また調査を御願いした。