トラブルシューター

私の修理・製作体験記(茨城・県西おもちゃ病院・JA7FJP/1)

テレビ/FMブースター妨害波

2009-01-11 18:29:00 | アマチュア無線

Img_5269 先日の地デジブースターの設置方法について注意事項を書いたが、自分で実際やってしまった。
入出力ケーブルを近接させると回り込みで発振を起こし、近所のテレビまで妨害を与えるというもの。
現役引退のブースターをFM放送用に使用していたのだが、今までは、問題無かった。ところが、私が家に帰って来たら、すぐに居間のTV・CH1とCH3が映らなくなってしまったので、何したの!と怒られてしまった。
やったことといえば、先頃購入したFMチューナーへのアンテナ接続を色々やっていたことである。
自室のTVチューナー付きPCでモニターしながら、いろいろと実験してみる(この時点では正常に戻っていた)。
当初は、新しく購入したチューナーから発生しているのかと予想していたが、電源をON/OFFしても変化無し。ブースターもON/OFFして見たが変化無し。
試しにブースターの入出力ケーブルを近接させたり、電源部とブースター部を近接させると、案の定、発振して画面が全く見れなくなった(電波無しの画面状態になる)。
TVアンテナとFMアンテナは同一マストで接近しているので、発振出力が電波となって影響した様だ。
皆さん、自分で設置する場合には、あらためて注意しましょう!

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電子工作サークル(第35回)

2009-01-11 18:18:00 | 電子工作

今年、最初のサークルである。

Kc280303 デジタル温度計を完成させた方は液晶(LCD)のバック(サイド)ライト自動点灯回路の製作に取り掛かる。

実装配線図は作っていなかったので、ホワイトボードに書いて説明した。

動作確認して動作はしたものの、動作感度の調整が難しい。回路の改善が必要かも知れない。

続いて配線完了したというメンバーから配線チェックを依頼されたが、復習を兼ねて、チェックの方法を指導。

本サークルが始まる時に、皆さんには、テスターを揃えてもらい、一通りの説明はしたのだが、実践していないというのが実情だった。(改めて指導していなかった)

配線チェックとしてΩレンジに合わせて0点調整ねじ、0オーム調整ボリュームの調整の方法を説明、配線の導通(抵抗:0Ω)・隣接パターンへの接触(抵抗:無限大)・・但し、回路部品が有る場合には無限大にならないこと、半導体の場合はテスターの極性によって抵抗が変化することも説明。

チェックしてもらうと、0Vラインが途中で導通が無くなる。肉眼で見ている限りでは接続されているように見える。今までのトラブルシュートでも、この様な不良が結構あったが、見つけるのは大変である。自主チェックにより発見出来れば、負担が減り、確実に動作する確立が高くなる。

半田付けも、再指導。段々とレベルが上がって来た。

他のメンバーからは、不要となった電動ファンを使って風力発電したいのだが、複数のファンで12Vのバッテリーに充電する回路を教えて欲しいとのこと。

私も、初めてなので、知ってる限りの回路の組み合わせで、他の先生のアイデアも借りて、取り敢えず回路を書いて実験してもらうことにした。

こういう工作も、面白いかも知れない。

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「おやすみホームシアター」ACアダプタ化

2009-01-11 11:41:00 | おもちゃ病院

Img_5357 Img_5358 Img_5359 ディズニーの「おやすみホームシアター」を先月修理してお返ししたが、また、投影画面が動かないという。

分解して見るが、プーリーは廻っており問題無い様だ。ただ、もともと、回転速度は非常にゆっくりだ。これが、更に電池の消耗で遅くなっている様だ。

単1×4本使用しているが、照明用電球の消費電流が多く、消耗が激しい様だ。

充電式電池は試みた(単3を単1に変換するケースに充電式単3を入れて)が、単3だと容量が少ないので、直ぐ動作しなくなるとのこと。

アダプタ方式を提案(実際、持ってきたアダプタを電池ケース内接点に接続し、実演)したら、改造しても良いからということで、入院して改造を実施した。まだ、他に2台有るという。

アダプタジャックは差し込んだ時、切り替える接点(マイナス側)がついているので、電池からのマイナス線をこのジャック経由にする。

ジャックは付けたことが目立たぬ様に、ジャック外形に合わせ、ぴったりにモールドを加工(ヤスリ、カッター、リーマで)し、接着剤で固定する。

ACアダプタは、手持ち(何かの付属品)のDC5V/1.5Aを使用した。

組み立てて、無事動作を確認。電話連絡したら、早速、引き取りに見えた。

先日のニュースで、携帯電話充電器のコードが、寝返りか何かで、首に巻き付いて、幼い子供が窒息死した痛ましい事故が有りました。

市販品を改造する時は、この様に思わぬ事故が発生します。責任問題となるので、取扱い・故障時のことを十分考えて対応する必要が有ります。

依頼者にも、このことは十分説明しました。

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