以前製作したのは振幅変調(AM)だったが、出力レベルが低く、調整がシビアなので、製品で採用している周波数変調(FM)器を作って実験を行った。
同じファンクションジェネレータIC(XR-2206CP)を使用し、新たな基板で製作。
FM変調の回路例は載っていたので、5-6ピンに発振用コンデンサ2200PFを接続、周波数可変兼FM変調用信号入力端子(7)とGND間に10kΩ固定抵抗+1kΩ半固定抵抗を入れ、40KHz付近に合わせる。7ピンには10kΩと470μF(0.1μFで良かった)をシリーズにして音源のラジオに接続する。
歪が少なくなる様に発振周波数と入力レベルを微調整する。
AM変調と比べて、調整がしやすく、入力変調信号レベルも低く出来、出力も大きくなった(といっても、そんな大きい訳では無いが)ので、まずは目的達成。
2階ベランダから庭に向けてスピーカーを設置し、ガレージで聞いてみた。10m以上の直線距離が有るが、ちゃんと聞こえて指向性も確認出来た。
なぜ音声が聞こえるのかについてはフリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』に解説が有るので、興味の有る方はご覧下さい。