ジャンクではない。シャックとはアマチュア無線家がいうところの無線室といったところか。
今年は初盆を迎えることになり、廊下に間借りしていた、シャックがじゃまになり、かねてから立ち退きを言い渡されていた。
農家なので、あちこちに建屋は有る。
移ることにしたのは乾燥小屋(かつてタバコの葉を乾燥していた小屋)の2階である。
無人で、物置にしていたところだ。
1階は土壁なので、夏なのに涼しい。ところが2階は嵌め殺しの小さな窓が1枚あるだけで外気が入らないので夏はサウナ状態である。それでも、気兼ねなく運用出来るので我慢するしかない。
一式運び上げる。電源が引き込まれていないので、これはお勧め出来無いが、頂いたビニール被覆の撚り線500m巻が有ったので、2本平行にしてAC延長ケーブルを作って引きこんだ。
アンテナの同軸ケーブルは、短いのも有ったので、コネクタで中継する。引き込みは割れたガラス窓にボール紙の仕切りを貼り付けて、そこから通す。
今までは、アナログTVでTVIの問題が有った7MHzだが、地デジになって問題無くなったので、久々に運用してみた(21MHzはコンデションが悪かったので)。
何とか、飛んでいる様で、山口県の局と2バンドQSOが出来た。
小さい窓からは、低いアンテナ群?が一望出来る。
昔、私もそうだったが無銭家は、大体、こんな隔離?された所が多かったと懐かしく思い出しました。
原点に帰った感じです。良く言えば「大人の隠れ家」ですかね。
これで、何か特別なことが無い限り、追い出されることは無いだろう。