今日は、いつもの研修室が空いておらず、初めて和室でのサークルとなったが、場違いで落ち着かない。畳なので、そのまま、気持ちよくゴロンと横になってしまいそうだ。障子を開けるとガラス窓は熱いが、障子の内側は涼しい。一同、日本人の知恵に、感心した次第である。
前回配線完了したエレキジャック№3「放射線測定装置」だが、持ち帰っても、なかなかチェックする時間が無く、当日チェックとなった。またデジタル表示するPICカウンターについても、ソフトとの対応で接続が全面変更となってしまい、ホワイトボードに回路図を書いて修正をお願いした。
高圧回路は動作している様(各充電コンデンサ1000PF端では600V程度出ている)だが、出力電流が小さく、出力には6400V程度出るはずだが、10MΩの1:10自作抵抗プローブでは、電圧がドロップしてしまう。
サークルの前に、吉本先生にお願いして、カリウムの多い「減塩」(商品としては味の素の”やさしお”が有る)とセンサーに使うガスライター用ガスボンベ(ブタンガス)買って来てもらった。
記事どおり製作したフィルムケースを使った空気式ガイガーミュラー検出管にガスを注ぎ込み(空気より比重が重いので)蓋をする。
がパルス検出回路のブザー、LED共に反応無し。
配線をチェックすると、数箇所接続先が間違ったりしていたので修正。
すると、周期的(1~2秒間隔)にLEDがピカッ!と光る様になったが、光って無い時でも薄く点いている。波形を見ると、どうらら高圧部のスイッチング周波数(約7kHz)が漏れ混んでいる様だ。ブザーからもその音が聞えて来る。
一方、PICカウンター部だが、表示がおかしい。このノイズが影響している様だ。
持ち帰って継続調査することにした。
サークル後、吉本先生と食堂でアイスコーヒーを飲みながらPICのプログラムを確認してみたが、秒と分を間違えている様で、検討してもらうことにした。
検出管についても、その後、資料をWebで検索すると、私の指示した方法に誤りが有った様で、これも変更して確認する。そうするとスイッチングノイズはシールドが効いてくれるかも知れない。
私なりに判りやすく手書きで製作書を書いて見た。内容は易しくても悪筆なので読めるかが問題だが。