トラブルシューター

私の修理・製作体験記(茨城・県西おもちゃ病院・JA7FJP/1)

県西おもちゃ病院(2013/03)

2013-03-09 16:34:00 | おもちゃ病院

 7件の依頼が有り、2件は修理不能、2件は入院となった。
私は、用事が有り、11時までの1時間だけ顔を出した。仁平、吉本、小島、深谷ドクターが対応。
1.アンパンマン学習機(入院)
Img_4735_rImg_4736_rImg_4729_rImg_4725_rImg_4726_rImg_4723_rImg_4724_rImg_4727_rImg_4728_rImg_4730_rImg_4731_rImg_4732_rImg_4733_r症状:蓋の開け閉めで、たまに動作する。
原因:ヒンジ部でフラットケーブル断線。
対処:ケーブルを交換。
現状品は6芯のフラットケーブル(ゴム被覆)を使用しており、ヒンジ通過部は熱収縮チューブで丸めてある。この部分を動かすと動作が不安定になる。場所を特定出来ないので、ケーブル毎交換することにする。使用したのは12芯シールド丸ケーブル。これの6芯を使用。コネクタ部のコンタクトが無いのでハウジング毎交換する。
ケーブル固定は接着ベースを使用して、ロックタイで縛り付ける。
また電源のフューズ抵抗が切れていたので、ポリスイッチに交換。 
2.アンパンマン・ウォータースライダー(入院)
Img_4740_rImg_4742_rImg_4741_rImg_4739_rImg_4738_rImg_4737_r症状:スイッチを入れてもポンプが回らない。
原因:水分でモーター錆び発生、回転がきつい。
対処:モーターをRE260に交換するが、標準品はシャフト長が短いのでローターのみ既設品を使用する。
修理依頼の多いおもちゃなので、大体同じ原因だが、モーターを外すには接着されている関係から切断するしか無い。モーター部黒いモールドは円周切断では無く、背面円錐蓋と円筒の間にカッターを入れて切り離すのが良い(円周切断だと、モーターが外れてこない)。端子取付も結構大変である。接続前に単独でポンプを回して極性を確認する。本体側は左+・右-となっている。
3.プラレール新幹線
症状:電池蓋紛失
対処:プラ板で製作して合わせる。
4.恐竜のリモコン
症状:リモコン操作しても全然動作しない。
原因:電池ボックスの接触不良とスイッチの不良が原因だったようです。
対処:スイッチは交換せずに,分解し接点を磨き,グリスを塗って直し。
また、左足のスプリング固定用のパーツが破損していたため接着とネジ止めで対処。
5.プラレール・マックの景品
症状:全然動作しないが、ねじが特殊で電池交換不可。
対処:三角ドライバーで外しLR41×2個を交換。
6.乗用カート(修理不能)
症状:モーターは回るがタイヤが空回り。
原因:歯車の破損かと思われます。
対処:タイヤの取り付けナットがカシメてあり、外すことが困難で(無理に外すと車軸を破損するおそれ)があり修理不可と判断。
7.潜水艦(修理不能)
症状:電池交換したら動作しなくなった。?
対処:モータの防水ハウジングが解体できない構造なので、修理不可と判断。

コメント
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