トラブルシューター

私の修理・製作体験記(茨城・県西おもちゃ病院・JA7FJP/1)

ドラマ・ガリレオで電波のトリック?

2013-05-06 22:18:00 | おもちゃ病院

 このドラマ、ほんとかいな、と思うところもあるが一応科学に基づいたストーリー(ガリレオですから)になっており、電子男は見てしまう。
最近の2話とも電波がらみだったので紹介しておく。
Story#03(2013/4/29放送)心聴る(きこえる) 
幻聴で、これが元で次々と自殺したりというもので
最初は無響音室での超音波による実験が出て来た。
私も数年前に実験したことが有り、確かに超音波は音波の伝わる角度が狭いので、超音波スピーカーの指向性から少しずれると聞こえなくなるという不思議な現象を体感出来た。
だが、これでは耳を塞ぐと、当然聞こえなくなるので、これでは無いという実証実験だった。
その後、福山雅治が半田ごてを持ちながらなにやら作り出した。カウンター表示は確か300MHzだったと思う。
フレイ効果(マイクロ波聴覚効果)と言っていたので検索すると、いろんな方が書いている。
軍の機密だったり、実際に研究されているらしい。
これによると、マイクロ波(300~3000MHz)を脳に照射すると、音声として聞こえることもあるらしいとのことだ。興味の有る方は「フレー効果」で検索されると良い。
Story#04(2013/5/6放送)曲球る(まがる)
焼死の発火元が石油ストーブだが、犯人がどうやって点火出来たのかというもので
現場近くの自動ドアが人間もいないのに開閉する現象がヒントに。
150MHz/20Wの無線機を約50cm(記憶違いかもしれないが)の距離から同形ストーブに対し電波を出したところ点火。でも、実際、道路と現場ストーブの距離は結構有り、大出力の不法無線機によるものと結論付けた。実際のドラマストーリーは別な展開となるが。

コメント
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