トラブルシューター

私の修理・製作体験記(茨城・県西おもちゃ病院・JA7FJP/1)

TADANO RCS-M01修理

2015-09-24 16:00:03 | ラジコン

 受信機のLED表示が全て点灯/点滅せず、動作もしていないというので、修理依頼があった。
連休前に着手したのだが、原因が掴めず帰省。帰って来て再調査開始。頭がリセットされた様で、今度は原因が分かり修理することが出来た様だ。
RCSシリーズは外観が殆ど同じなのだが、今回のM01は初めてで、蓋を開けてみると、問題と思われる電源回路部分の構成が異なっている様だ。

電源出力は+5Vと+12Vを使用しているはずだが、全然出ていない。
メインのICも、従来のと異なり、NJM723(LM723と同じ)が使われている。
一般的にはシリーズレギュレーター回路に使用しているが、スイッチングレギュレーターの回路例も有り、M01もインダクタが2個有るので、スイッチング回路の様だ。
723の各ピンの波形を見るが、スイッチング波形は見られない。
シリーズでよく見られる電解コンデンサの劣化を疑い、電源回路のコンデンサは交換したが、それでも動作しない。パターンの腐食は唯一、受信モジュール内の電解コンデンサ部分に見られ、リークも大きかった。

次に電源部分に使用されているトランジスタ3個を交換することにした。723の上を通っているダイオードもショートモードで壊れていたので交換したが変わらず。
現状品は2SA1385,2SK974,2SJ182である。
ズバリは無いので、手持ちの2SA1359,2SK4017,2SJ680を使用。特性は似てない点もあるが、やってみる。
形状が異なるので、リード線をホーミングしてランドに合わせる。
2SA1385の交換だけでは変化無し。
次に、2SK974,2SJ182を交換すると出力が出た。+12Vは半固定抵抗器で微調整出来る。

波形を見ると、2SA1385(左)と2SJ182(右)が約58kHzでスイッチングしていた。
NJM723で2出力する回路は不明のままで、疑問が残るが。

次に、受信出来ているか調査する。
受信モジュールの2周波サイクリックの波形が、受信周波数により、+5Vか0Vに固定されれば正常に受信出来ている。

受信信号の波形は端子により次の表示になる。

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シルバーウィーク(名前嫌いだけど)は帰省してました

2015-09-24 03:59:29 | 旅行記

 50年ぶりかで中学校の同期会開催の連絡が友人から有り、連休でもあるので、ついでに帰ることにした。
シルバーウィークという名前は私ら世代が言われているみたいで、好きでは無い。
パールウィークとか、世代を感じさせない名前にしてもらいたいところだ。まあ、次のシルバーウィークは11年後の2026年になるので、その時まで元気でいられるかは心配なところではあるが。
愛車の調子は、未だに悪い(アイドリングが低い)のだが、大丈夫だろうと、車で出発した。
夜10時半に出て、0時頃に東北自動車道に入った。
道は順調に流れているのだが、パーキングやサービスエリアはどこも満車状態。お盆休みより混んでいた。
いつもは100km/h位で走るのだが、今回は燃費も考えて、ずっと走行車線を追い越しもせず、平均80km/hで走った。
追い越しの気疲れもなく、燃費も12~13km/Lと一般道路並みだった。ちなみに追い越し車線を100km/h以上でずっと走ると、8km/L程度しか走らない。
それでも、秋田市手前で、燃料が無くなりそうなので、下りて給油(7時からの営業で丁度良かった)。
自宅で、昼寝し、夜の同期会に臨む。
同期会はそれほどの参加者は無いかなと思っていたら50人以上集まり(私たちのA組が一番多かった)、当時の担任(梅田先生)も健在で二次会まで楽しんだ。
先生は、さすがプロである。昔の私のことをちゃんと覚えていた。
昼食代をけちって(パン1個だけ)プラモデルにつぎ込んでいたことなど。

二日目は墓参りのあと、友人(カーハント秋田)に会い、趣味の話に花が咲き、4時間近くおしゃべりした。ミニ四駆コースのラップカウンターの宿題を預かった。
三日目は叔父様・叔母様と八森から青森県入ったすぐにあるドライブイン福寿草(眺めが最高)で、焼きイカと刺身定食を食べる。いつもながら新鮮で美味しい。

帰る途中に「ハタハタ館」で土産購入。八峰町の真瀬渓谷を初めてハイキング。近くにこんな自然があるということを初めて知った。

「ポンポコ山ふるさと公園」では美味しいコーヒーを飲む。
夜は工業高校の同級生と焼き鳥屋→スナックでのカラオケコースで楽しくすごした。
四日目も叔父様・叔母様と大潟村にある「サンルーラル大潟」で昼食。

天気も良かったせいか、駐車場はいっぱいの車。パークゴルフ場は若い人でいっぱいだった。

7階なので、眺めがいい。前回来た時には、ちょうど仙台沖の地震が有り大きく揺れたことを思い出したが、今回はアクシデントが無かった。

帰りに道の駅に立ち寄り、お土産を見てまわる。

五日目は帰る日で、どこへ行こうか実家にいる姉と相談したところ、帰るのに通る秋田市内にある県立美術館でも見ようかということになった。
姉には悪いが、別れたあと電車で自宅へ帰ってもらうことになる。
ナビで目指すが、目的地の美術館が旧館を指していて、なかなかたどり着かない。ぐるぐる回りながらも姉の記憶でたどり着いた。秋田市内も何十年と来ていないうちに随分と様変わりしてしまっていた。
企画展 藤田嗣治の旅Ⅱ -マドレーヌの好きなメキシコ-』と池田修三展 Profile -プロフィル-を見ることが出来た。
藤田嗣治の大壁画「秋田の行事」(縦3.65メートル、横20.5メートル)に圧倒される。
また、池田修三さん(秋田県にかほ市象潟町生まれ)の版画に出て来る女の子が可愛い。

建物は安藤忠雄さんの設計で、喫茶コーナーから見える水庭に千秋公園が写るのが、なんともすばらしい。
秋田名物「ババベラ」も遠くに見えた。

美術館を出て、近くのお店で遅い昼食。
地元で食べようとして食べれなかった「キリタンポ」が有ったので注文。姉は比内地鶏を使った親子丼を注文。いぶりがっこがわずかに付く。隣の豆腐は「美人豆腐」といい、食べると秋田美人?になるらしい。

食べ終わり、姉を途中で下し、帰路につく。
仙台では「嵐」が吹き荒れていて、帰り客で混みそうなので、下道で検索。なぜか会津経由がヒットしたので、この通りに行くことにした。
案内した訳が少し分かって来た。高速道だが建設中の無料区間が数か所(山形県、福島県)有り、これに乗ると時間の節約になる。
真っ暗なので、どこを走っているのかも分からない山道も多く、眠くならないで済むのだが。
高速道路よりは距離が短く、燃費も良いので秋田市から給油無しで、夜明け前の3時頃無事自宅に戻った。

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