大田区議会議員 奈須りえ  フェアな民主主義を大田区から!

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民営化=サッチャリズム発祥の地イギリスなどに個人旅行で行って、見て、聴いて、感じたこと

2024年12月30日 | 営利化・私有化・民営化
個人旅行でイギリスなどに行ってきました。 イギリスは、2010年以来14年ぶりでした。 14年前は、小公女の主人公のような気持ちで、ホテルの窓を開くと、再開発のクレーンがみられましたが、そうした場所に、スタイリッシュなビルが建ち並び、まだまだ、開発は続く印象でした。 それだけでなく、1973年に作られた鉄道(地下鉄)などで移動しましたが、 日本の東京メトロと住友商事が、ゴーアヘッドグループと共同出資し、英国ロンドン市交通局のエリザベスラインを受注するなど、インフラ投資も、ますます盛んになっていく様子を、肌で感じてきました。 一足先に民営化が始まった英国が再公営化し、遅れて民営化している日本は、ますます、税金による公共投資に拍車がかかっています。 ロンドンの、ノッティングヒルの蚤の市をぶらぶらと歩いていたら、1942年の第二次世界大戦の頃の、アメリカの広告を見つけ、書いている内容に興味を惹かれ、買ってきました。 後で調べたら、アメリカの著名な画家の広告?挿絵?だとわかりました。買ったのは、絵だけでしたが、ネットで絵に添えられた説明文を見つけました。 読むと、日本も世界も、いつの時も、同じような問題に悩まされ、今日があるのだということがわかります。 ディズニーランドが無いと言われているイギリスですが、 ハイドパークで冬の間だけ開催されている、ウインターワンダーランドに行ったら、乗り物に、ディズニーのマークがついていました。 視察ではありませんでしたが、 遠い、イギリスやヨーロッパのできごとが、政治とつながり、身近に感じられた旅行でした。 少しずつ、折に触れて、お話しできればと思います。 . . . 本文を読む

パブリックコメント (仮称)大田区こども未来計画素案についての奈須りえの意見

2024年12月30日 | フェアな民主主義
(仮称)大田区こども未来計画素案について、区民意見公募(パブリックコメント)しているので、私としての意見をかきました。細かい問題は、たくさんあると思いますが、要望してかなえてもらえば、良い計画ができるとは限りません。 要望すれば、そこには財政負担が伴いますし、それが、税なのか、社会保険なのかでも、負担の大きさも、影響も違ってきます。社会保険で負担すると、企業負担を伴うため、企業が、賃金を抑制したり、負担が大きくなった企業の経営が悪化したりすることもあるのです。その一方で、税の負担が軽減されるため、社会保障以外の部分に知らない間位に、税金が多く使われることになりますが、そうした、財源ができることも知らされていないので、優先順位の低い部分に税金が使われる可能性も大きいのです。 奈須りえがこの計画で意見を述べているのは、構造的な部分です。 タダになればいい、お金をもらえればいいと言って、社会保険料負担が大きくなり、手取りが減れば、生活は悪化します。 そもそも、計画が誘導する社会は、私たちが真に求める社会ではないかもしれないのです。 実際、 男性も女性も働くようになってきていて、働く人が例えば2倍になって、2倍以上に私たちは豊かになれているでしょうか。 . . . 本文を読む