フェアな民主主義へ : 地方自治のリアル
国立国会図書館請求記号AZ-1311-M1514
国立国会図書館書誌ID032648050
資料詳細
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要約等：
- ここに書かれている地方自治の実相は私たちを愕然とさせる。でも、奈須さんは抑制の効いた筆致でその現実を伝え、独力で行政の理不尽に立ち向かっている。奈須さんがいることで大田区民は少しだけ安堵してもよいと思う――内田樹（神戸女学院大学名誉教授）（提供元: 出版情報登録センター（JPRO））
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著者紹介：
- 奈須りえ 1961年、東京都生まれ。大田区議会議員、市民政策アナリスト。青山学院大学卒業。夫の転勤に伴い香港在住後、2003年に大田区議会初当選。現在、五期目。国家戦略特区、リニア中央新幹線、羽田空港飛行ルート変更、増税、ＴＰＰなど、国の税制やしくみが地域住民の生活に及ぼす影響についていち早く発言・発信している。著書に、『徹底解剖 国家戦略特区』（共著、コモンズ、2014年）、『やっぱりあきらめられない民主主義』（共著、水声社、2016年）がある。（提供元: 出版情報登録センター（JPRO））
２０１９年２月
国立国会図書館請求記号EL81-M2
国立国会図書館書誌ID029449601
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目次
提供元：出版情報登録センター（JPRO）
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プロローグ フェイクとしての「働き方改革」
第1章 「上限規制」という名の残業合法化
1 「罰則付き規制」の素顔
2 裁量労働制と高プロとのセット販売
3 「熱血先生」の死と『一九八四年』の世界
第2章 差別を固定化させる「日本型同一労働同一賃金」
1 労働側不在の「同一賃金」
2 バックラッシュか，大きな一歩か
3 明暗分けた「手当」と「基本給」
4 派遣の待遇改善封じ
第3章 公務の「働き方改革」の暗転
1 「官製ワーキングプア」の合法化
2 劣化する身近な公務
3 「官から民へ」の詐術
4 ＰＦＩ法改定と水道民営化への道
【現場との対話１】 住民生活から考える「公務の働き方改革」（奈須りえ）
第4章 「女性活躍」という資源づくり
1 「社会政策」から「成長戦略の中核」へ
2 「人権」と「活用」の微妙な関係
3 三つの資源化
4 「一億総活躍社会」の素顔
第5章 「企業ファースト社会」の作られ方
1 「企業ファースト社会」の構造
2 再生産領域への浸透と排除領域の拡大
3 作り変えられる政策決定機構
【現場との対話２】 地域が求めるのは「担い手」の外国人（鳥井一平）
第6章 「本当の働き方改革」の作り方
1 「働き方改革」の間違いを知る
2 「現場から」逆包囲をする
3 現場からの積み上げと「外圧」の利用
4 政策決定の在り方を問う
5 働き手の拠りどころを立て直す
エピローグ 忘却を乗り越えるために
注
主な引用・参考文献／「働き方改革」関連年表／労働相談窓口
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要約等：
- 「働き方改革」の名のもとに進められる，財界・企業優先の国づくりの実態を暴き，働き手の対抗策を探る．（提供元: 出版情報登録センター（JPRO））
