年あたり61億円使っていた公共施設建設費が、この10年、毎年120億円平均で使っていたことが明らかになって、大変ショックでした。
今後は、年135億円ずつ40年間使っていくと書いてあったので、この間の増税は、老朽化した箱モノのためだったのか、と、あらためて現実を前に愕然としています。
ところが、先月6月に出した今後の見通しは、135億円を210億円に変えています。
わずか1年余で1.5倍以上増えているのです。
これを知って、重苦しい気持ちになっていたのですが、どんよりしてばかりいられないので、情報公開請求しました。
情報公開請求の結果はこちら↓
区長が代わったら、1.55倍の公共施設整備費 開示請求したら、 期間延長までして出てきた黒塗り文書 - 大田区議会議員 奈須りえ フェアな民主主義を大田区から! (goo.ne.jp)
どうして増えたのか、区の説明を確認しようと思ったのです。
ところが、大田区は、物価の高騰、で済ませようとしていることがわかりました。
委員会で「物価高騰」と説明したらしいのです。
正確に言えば、2011年~2020年の10年間の平均は公共施設と学校の建て替えだけで年120億円です。(大田区は135億円と数字を操作していますが、、)
過去10年に比べ、これからの10年間、1年と少し経ったら、1.55倍も見込み額を増やした説明が、物価高騰で通るでしょうか。
1年余で、1.55倍も増やした、何らかの根拠のある数字の積み上げがあるはずです。
一昨日7月3日に情報公開請求しましたので、14日以内、7月18日には公開されるはずです。
資料が公開されましたら、ご報告します。