アゲハチョウ Papilio xuthus
2013年11月 [羽 化] 北海道産
分布[日本各地] 時期[4-10月] 開張[60-80㎜]
ホスト[ミカン科:サンチョウ・ミカン・カラタチ・キハダなど]
写真の個体は飼育個体の羽化したアゲハチョウを撮影。
日本各地に生息するアゲハチョウ科[アゲハチョウ亜科]に属する蝶の仲間。
日本で「アゲハチョウ」といえば本種のナミアゲハを挿すことが多い。
ナミアゲハはアゲハチョウとも呼ばれ、アゲハチョウ科のグループの中でも最大級の大きさを誇る日本を代表する蝶。
近似種のキアゲハと良く似ているが、羽の色や模様が違う(アゲハチョウは前翅前縁付近に3本の縞模様がある)ので区別は容易。
住宅地でも寄生植物があれば都心部でも普通に見られる。北海道では道央・道南には多く見られるが道北・道東では稀である。
左:終齢幼虫の正面顔、きっとこの模様も何かの意味があるのでしょうね。
中:横から撮影した終齢幼虫
右:体を触ると臭覚と言うくさい角を出し、身を守っている。
2014年7月 北海道 アゲハチョウ Papilio xuthus 終齢幼虫
自宅庭での飼育個体、サンショウの樹を丸裸にしてしまう幼虫。
寄生されていたアゲハチョウの蛹と寄生蜂
[アゲハチョウの飼育]
左:アゲハチョウの卵(サンショウなどの葉の上や裏に一つずつ産卵します)
中:羽化直後の1齢幼虫(3㎜)、右端には羽化して空になった卵の殻があります。
右:2齢幼虫 (5㎜)1齢~4齢までは天敵から身を守る為に鳥の糞に擬態していると思われます。
左:3齢幼虫(13㎜)体に白い帯が目立つ様になる。
中:4齢幼虫(23㎜)食欲旺盛でサンショウの葉をどんどん食べる、白帯もはっきりとしている。
右:5齢幼虫(28-45㎜)終齢幼虫とも呼ばれ幼虫の最終形態型です、色彩も緑色になります。
左:前蛹(蛹に成るための準備をしています)
中:蛹化(蛹には褐色型と緑色型があります)
右:羽化直後の蛹、中にはもう立派なアゲハチョウがいて羽の模様などが透けて見えてきます、こうなると羽化もまもなくです。
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