
チャイロホソヒラタカミキリ Phymatodes testaceus (北海道)
[分 布] 日本各地
[食 樹] コナラ・ミズナラ・カシワなどの広葉樹各種
[時 期] 5月~7月
※ 体長は約8㎜~15㎜前後のカミキリムシ科カミキリ亜科に属する甲虫。
日本各地に分布しており、平地~山地に生息しやや局地的だが個体数は多い。
成虫は雑木林や里山などの広葉樹の薪や伐採木などで見られる。
上翅は深いメタリックグーンや明るい橙色で胸部は橙色・暗緑色・黒タイプなど様々。
本種が生息している土場や伐採木などには夕刻前になると、どこからともなく複数の本種を見る事が出来る。
以前は「クビアカルリヒラタカミキリ」と呼ばれていたが、黄褐色タイプが原型のため和名変更された。



左:2012年 北海道 交尾中のチャイロホソヒラタカミキリ
中:2012年 北海道 左個体と同個体
右:2011年 北海道 採集後の交尾個体
[菌に侵されていたチャイロホソヒラタカミキリ]


2014年 北海道 道北の土場で発見した菌に侵されていたチャイロホソヒラタカミキリ
[チャイロホソヒラタカミキリの色彩変異]


左:ノーマルタイプ 2012年 北海道
右:暗褐色タイプ 2013年 [羽 化] 北海道産 カシワ材


左:ブラックタイプ 2011年 北海道
右:明褐色タイプ 2015年 [羽 化] 北海道産 カシワ材
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